※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「マキアス・レーグニッツ」について書いていきたいと思います。
①貴族嫌い
トールズ士官学院特科クラスⅦ組の一員で、革新派の有力人物でありオズボーン宰相の盟友、帝都ヘイムダル知事でもあるカール・レーグニッツの息子です。
緑色の髪にメガネをかけた青年で、自分にも他人にも厳しい努力家です。
過去に従姉が貴族出身の男性と婚約した際に嫌がらせや圧力を受け、挙句の果てに婚約者から「愛妾として大事にするから我慢してほしい」と告げられ自殺したことで、貴族嫌いになっており、「閃」当初は「四大名門」の子息であるユーシスに敵対、貴族であると判明したリィンにも冷たい態度を取っていました。
しかし特別実習に通すにつれて彼らの人間性や境遇を知り、同じ貴族であるラウラとの交友を深めていくうちに態度が軟化、最終的にはお互い憎まれ口は叩くもののかけがえのない友人となっていきます。それからはその真面目過ぎる性格も災いしてすっかり弄られ役になり、フィーに煽られ、ミリアムに振り回されすっかり輪に溶け込むようになります。またよく貧乏くじを引かされることが多いです。
「貴族や平民に関係なく結局は”その人”なんだろう。」
部活は「第2」チェス部に所属し貴族中心の「第1」チェス部と対立していましたが前述のこともあり最終的には合同で活動することとなります。
因みに大のコーヒー党。そのことが活きるエピソードも用意されています。
②新たな同志
初登場は「閃」で、当初は前述の貴族嫌いもありトラブルメーカーと化していましたが和解後はその頭脳でⅦ組をサポートし、彼らの不幸を全て受け止める(人質にされる、マルガリータに好かれる、おみくじで凶を引く)等すっかり弄られキャラとなります。
「閃Ⅱ」ではエリオット、フィーと共にケルディック方面に潜伏し、リィンと最初に合流することになります。そしてⅦ組として貴族連合、帝国軍との戦いに奮闘することになり、「カレル離宮」では父を救出するために参加します。内戦後は帝都の政治学院を前倒しで受験して合格、士官学院を1年で卒業して政治学院に編入し、19歳という異例の若さで「司法監察院」入りを果たします。
「閃Ⅲ」では司法監察官として登場し、クロスベルではアリサ、エマと共にリィンに助力。「黒キ星杯」ではエリオット、ユーシスと共に「鉄血の子供たち」と戦います。
「閃Ⅳ」では他のⅦ組と共に意気消沈していましたが新VII組に𠮟咤され、リィンを取り戻すべく行動。かつて従姉が婚約した貴族の青年と再会し、父と共に彼を諭すなど成長した姿を見ることが出来ます。
「創」でも司法監察官として登場。監察業務を担当しつつ地元の人との交流を深め、ロイドルートの鉱山町マインツパーティーインします。サブエピソードではコーヒー愛好家&メガネであることから「新たな同志」ダドリーを得ることとなります。
③バランスブライカーになるクラフト
戦闘では「同志」と同様ショットガンを用いた遠距離攻撃を得意としていますが際立っているのはそのクラフトの「バランスブレイカー」ぶりです。
まず威力が高い&駆動解除100%&崩し効果ありの強力クラフト「ブレイクショット」に唯一のEP回復クラフト「エナジーシェル」、石化付与で広範囲クラフトの「ソリッドカート」と非常に使い勝手の良いクラフトが揃っています。
さらに際立っているのは加速効果+範囲が広い「バーストドライブ」の使い勝手は抜群で、「閃Ⅲ」以降はユウナの「クイックスター」と併用することでCPが続く限り無限に行動が出来る「バランスブレイカー」となり得ます。
オーダーも硬直時間を縮める&ステータスを上げる「オメガオペレーション」を要しており、正に軌跡シリーズの特性を最大限生かしたキャラであると言えます。
「真・夢幻回廊」では強力な攻撃を使用する敵が多い為、彼のクラフト&オーダーはパーティーの要となってくれるでしょう。
新作「黎の軌跡」での活躍は難しそうですが、後の作品では職業柄不可欠な存在なので活躍の機会はありそうです。
では
英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-
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