今回はマンチェスターユナイテッドに移籍が決まったジェイドン・サンチョ選手について書いていきたいと思います。
経歴
サンチョ選手は2015年にマンチェスターシティユースに入団しましたが、契約内容を巡りクラブと対立しトップチームでプレーすることなく2017年にドイツのドルトムントに移籍します。
ドルトムントではデンべレの後釜として背番号7を与え期待され同年にトップチームデビューを果たします。結局そのシーズンはブンデスリーガ初ゴールを挙げる等ポテンシャルの高さを示しますが、次のシーズンではその才能が開花し12ゴール14アシストを記録しリーガの年間ベストイレブンに輝きます。
更に2019-2020シーズンには17ゴールを挙げ更に飛躍を果たしビッグクラブ移籍は必至かと思われましたが残留。それで臨んだ昨シーズンは相次ぐ怪我で離脱を経験しシーズンの半分を棒に振りますが、ドイツカップでは決勝で2ゴールを挙げ優勝に貢献します。
そして迎えたユーロ2020ではレギュラーを掴むことは出来ず、決勝戦のPKも外してしまいほろ苦い結果となりましたが、大会終了後に名門マンチェスターユナイテッド移籍が決定。赤い悪魔の一員として新シーズンに臨むことになりました。
①圧倒的な高速ドリブルとキック精度
サンチョ選手の特長は「圧倒的な高速ドリブルとキック精度」です。極上の足元の技術とスピードを持ち圧倒的な高速ドリブルで相手を置き去りにします。特に崩しの部分では非常に効果があり、縦に抜けて良しカットインして良しとファイナルサードでの大きな働きが期待出来る選手です。
更にキック精度も高く、両足で質の高いクロスやパスを放てるので相手にとってはこれ以上厄介な存在はいません。また中距離からのミドルシュートも威力抜群でフィニッシャーとしても優秀な選手です。
②ムラの大きさ
ただ反面若さゆえの精神面のムラの大きさがあります。いい時は本当に手が付けられない程の活躍を見せますが90分消えたままの試合も少なくはありません。それでもドリブルで相手を剥がしてしまうのは凄い所ですが、ボールを持ちすぎる場面やポジショニングに問題があることは多く効果的なプレーに繋がっているとは言えません。
残している数字は凄まじいものはありますが、ポジショニングとムラの激しさを磨けばもっと凄い数字を記録出来る選手で、近未来のサッカー界を支えられる存在になり得ると思います。
③分かりやすい「個」の集団へ
サンチョ選手が新天地に選んだのはマンチェスターユナイテッド。ポグバやラッシュフォード、そしてブルーノ・フェルナンデス等分かりやすい「個」の集団へ入団したとも言えます。新天地では右サイドで起用されることが有力視されており、グリーンウッドやダニエル・ジェームズとのポジション争いが待っていますが、圧倒的な個人技を持つサンチョ選手がファーストチョイスになりそうです。
そんな中心配なのはやはりブルーノ・フェルナンデスとの関係です。ユナイテッドの攻撃の絶対的な中心軸である司令塔との共存は、やや独りよがりになる傾向のあるサンチョ選手のプレーとマッチするかは不安な所です。ただフィットすれば間違いなくプレミア屈指の攻撃ユニットを形成してくれると思います。
その圧倒的なポテンシャルを「夢の劇場」オールド・トラフォードで存分に発揮出来るか。サンチョ選手の活躍に期待です。
では
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