最高の立ち上がりを見せた両チーム。再び「要塞」と化しているアンフィールドでチェルシーがどのような戦いを見せるか楽しみです。
ということで先日行われたリヴァプールvsチェルシーの感想です。
両チームのスタメン&結果
①決定機阻止で退場
リヴァプールは4-3-3、チェルシーは守備5-2-3の3-4-3を採用していました。リヴァプールは高い位置から3トップが中切りのプレスをかけチェルシーのビルドアップを阻害しようとしていましたがチェルシーのシャドーを上手く使うビルドアップに上手く躱されます。それでもボール奪回時でロングボールを使いゲーゲンプレスをかけることにより、攻撃の脅威は担保しているのは流石とも言えます。
それでもチェルシーはボールを支配するとコーナーキックをハヴァーツが見事に合わせてゴール。チェルシーが先制します。
追いつきたいリヴァプールですがチェルシーの5バックの前にカオスを作ることが出来ず攻撃が停滞し、更にフィルミーノが負傷交代し悪い流れになります。
しかし終了直前のコーナーキックからの乱戦でリース・ジェームズが決定機阻止をしたとして退場。PKをサラーが決めリヴァプールが同点に追いついた形で前半を終えます。
②采配がズバリ的中
後半トゥヘル監督はチアゴ・シウバ、コバチッチを投入し、5-3-1からのカウンターを仕掛けました。そしてその采配はズバリ的中、メンディのスーパーセーブもあり安定した守備でリヴァプールの遠距離攻撃を悉く弾いていきます。
ただリヴァプールも手を拱いているわけでは無くチアゴを投入しパスを散らしチェルシー守備陣を揺さぶりにかかりますが、右サイドのアーノルドの中に入り幅を取れない悪癖も見受け出し右サイドが機能せずそのまま試合終了。
チェルシーは10人&アンフィールドで勝ち点1を「掴み取る」ことが出来ました。
③要塞」で勝ち点1を「掴み取る」
リヴァプールにとっては痛い勝ち点1となりました。この試合で感じたのはヘンダーソンのポジションです。試合中に頻繁に右に流れており、左でのやりにくさを感じました。エリオットが左をこなせるかどうかによりますが、ポジショニングが曖昧になりがちなアーノルドの指示役としても右で起用してあげる方が良いかと思います。ただエリオットのプレーの成長速度には驚きました。かつては南野等とともにカップ戦を戦いながらも未熟さを露呈していましたが、この大一番で堂々たるプレーを披露。カーティス・ジョーンズに続いて将来期待出来そうな選手になりました。
一方チェルシーはトゥヘル監督の交代策が功を奏しました。後半チアゴ・シウバを投入し守備に割り振り、ポゼッションせずにルカクにロングボールを当てる戦術に変えたのは見事というほかありません。カンテの負傷はかなり痛いですが、戦術でチームを助けられる監督の存在で今後も安定飛行を続けられると思います。
「要塞」で勝ち点1を「掴み取った」チェルシー。優勝候補筆頭に挙げる見事な戦いぶりでした。
では
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