※ネタバレ有り
今回は「ペルソナ５ スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」のサブキャラについて書いていきたいと思います。
①「心」を取り戻す
まずは「一ノ瀬久音」です。
仙台市に所在する東鳳大学の雇われ研究者で、双葉曰く古典的オタのニオイを感じる独特なノリの女性です。
「猫ちゃん共々、是非この店の極上の牛タンを味わってくれたまえ！」
実はEMMAの開発者で､基礎プログラムをマディス社に譲渡。マディス社社長の近衛明氏とも面識もあり、心の怪盗団の正体を知ってしまった事で事件解決の協力者となります。
過去に両親を亡くした際にもて泣く素振りを見せなかったことから周りから気味悪がられており、「心と言う不確かなモノが何なのか」を知る為にAIソフィアを開発。ただ納得するような答えを得られなかった彼女は、「人形から人が生まれるわけがない」と結論付けソフィアを廃棄することになります。
「そうだよ・・・私は「心を持たない人形」だもの。」
しかしEMMAは既存のAIの枠組みを超えた存在に進化し、彼女も怪盗団を止める役割として横浜に発生した超巨大ジェイルに招かれる事に。
ソフィアを使い怪盗団に対峙するものの、彼女がペルソナ能力を発動し自身の支配から抜け出したことで敗北。
「あれ・・・どうして涙なんか・・・」
それでもソフィアが「最初の友人」となったことで「心」を取り戻し、エンディングでは仲の良い姿を見ることが出来ています。
②父親との不仲
次は「長谷川茜」です。
長谷川善吉の娘で、部屋は怪盗団グッズで埋め尽くされている程の心の怪盗団の大ファンの中学3年生の少女。
別世界では戦闘部隊「鉄機隊」の筆頭（ポンコツ）剣士として刃を振るっています。
母を交通事故で亡くして以来自分によそよそしくなった善吉とは不仲となっており、会話時には敬語を使っています。
作中では父が黒幕の手により怪盗団とつるんでいると京都府警から共謀罪をかけられ、助けを探していた所をEMMAによって京都ジェイルの王に仕立て上げられる事に。
「誰も信じられない。警察も、あいつも、あなたたちも・・・。」
自分自身を囮に使い怪盗団を捕獲することに成功するも、善吉のペルソナ能力覚醒により怪盗団は解放。その後は自身がうみだした偽怪盗団を率いて対峙することになります。しかし本物の怪盗団により撃破されると、善吉が自身の過ちを語り母と娘を嵌めた悪党を捕まえる約束をしたことで安堵、自分の想いを伝えシャドウは消滅することになります。
「あんなに格好よかったのに・・・後ろめたそうに私から目を逸らせるようになって・・・」
戦闘では「マイ・ディア・ジョーカー」と主人公1人で戦闘することに。弱点は無い強敵ですが、状態異常にはかかりやすい為ギミックや付与攻撃で炎上→核熱or疾風属性のテクニカル攻撃でダウンゲージを削るのがおススメの戦い方です。
事件後善吉は真犯人の逮捕に成功。彼女の気持ちも少しは晴れたかもしれません。
③正義のヒーロー
最後は「近衛明」です。
IT企業マディス社の社長で、EMMAによる革新的なサービスでマディス社を日本有数の大企業に成長させたやり手の人物です。
その精力的な姿から市民からも受けも良い人物ですが、その実情は一連の改心事件の実行犯であり、柊アリスや長谷川茜等をジェイルのキングにさせた張本人です。
作中では怪盗団に事件への関係性を突き止められるものの、「正義のヒーロー」として警視庁も巻き込んでの罠にかける等様々な妨害行為に出ます。
「・・・世界から「悪」を一掃する為に私は止まるわけにはいかない。」
しかし最終的には怪盗団に追い詰められ大阪ジェイルで待ち構えるも敗北。
過去に父親に虐待を受けており、さらに父親は金目的で母親を殺害。その怒りから父親を強盗殺人に見せかけ殺害する等壮絶な経験や、その際にヒーローにあこがれていたのが判明し怪盗団も同情を隠せない状況に。
最終的に自身の罪を告白するも、彼の孤独な戦いは考えさせられるものがありました。
「この世にヒーローなどいないのだ・・・！私だけが・・・人々を救える！」
戦闘では「アーマー・ゼフィルス」というロボットで「スーパーノヴァ」や「レールガン」等の必殺技で攻撃を仕掛けてきます。さらにこのボスを倒しても「ヒーローアキラ」として再戦し、レーザーブレイドでの連続技で猛攻を仕掛けてきます。
これまでのボスとは違う核熱、電撃系の技が弱点なので、しっかりと真と竜司を育てておきましょう。
では
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