きちのうすめ雑記

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阪神タイガース(2023)ヤクルト戦~完勝も非常に後味が悪い死球~【プロ野球】

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今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。

出典:スポニチ sponichi annex

阪神 4-2 ヤクルト ○村上9勝5敗 岩崎3勝2敗27S

阪神 6-5 ヤクルト ○青柳7勝4敗 岩崎3勝2敗28S

阪神 7-1 ヤクルト ○伊藤将9勝5敗

 

72勝 44敗 4分 472得点 366失点 1位

 

①ルーキーの2発と熱投でマジック復活

先発は村上投手。初回打線は1アウト1,2塁のチャンスを逃がすも、2回に森下選手のホームランで先制します。

さらに3回悪送球もありノーアウト3塁のチャンスを作ると中野選手がきっちりタイムリーを放ち追加点を挙げると、防具の間にボールが挟まるという珍しいパスボールもあり1アウト3塁のチャンスを作り大山選手のタイムリーで3点目を奪います。

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村上投手は5回までほぼ完璧といえる投球、7回には1アウト1,2塁のピンチを迎えると乗り切り無失点の快投を見せると、8回に森下選手のこの日2本目の本塁打を放ちさらに差を広げます。

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しかしその裏2番手岩貞投手がエラーもあり1点を失うと、3番手桐敷投手が押し出しの四球で2点差に。それでも後続を桐敷投手、石井投手が見事に抑えてピンチを逃れると、最終回は岩崎投手が前回の失敗を払しょくする投球を見せ試合終了。

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全体的にはエラーも多く低調ながらもルーキーの2発と村上投手の熱投で見事勝利を挙げ再びマジックを点灯させました。

 

②2試合連続で追い上げを許すも何とか僅差で勝利

先発は青柳投手ですが、立ち上がりの初回村上選手に2ランを浴び早々に2点のビハインドを背負います。

しかし3回2アウト2塁から近本選手がタイムリーを放ち1点差に詰め寄ると、中野選手が四球を選び再びチャンスを作ります。すると小野寺選手が粘りに粘って放った打球はヤクルト守備陣の間に落ちるタイムリスリーベースとなり逆転に成功すると、2アウト1,3塁から佐藤輝選手がポール直撃の3ランを放ち2アウトから一挙6点を挙げます。

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ただ青柳投手は苦しい投球を続け、4回には丸山選手にタイムリーを浴び3点差に。さらに5回、6回にもピンチを招き島本投手に火消しを頼む満足出来ない投球に。

そして8回に岩貞投手が2試合連続で掴まり1アウト2,3塁のピンチを作ると代わった石井投手が内山選手にタイムリー、青木選手に犠牲フライを許し遂に1点差に。

それでも石井投手は濱田選手を三振で打ち取ると、9回は岩崎投手が左手に打球を当てながらも3人で試合を締めそのまま終了。

2試合連続で追い上げを許すも何とか僅差で勝利しました。

 

③完勝も非常に後味が悪い死球

先発は伊藤将投手。初回打線はノーアウト1,3塁から村上選手の悪送球もあり先制点を奪うと、佐藤輝選手の特大3ランで一挙4点を先制します。

さらに2回2アウト2塁から中野選手のタイムリー、そしてノイジー選手のタイムリーツーベースで2点を追加。苦手だったヤクルト先発吉村投手を攻略します。

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伊藤将投手は制球、リズム共に完璧とも言える省エネ投球で5回までピンチらしいピンチは無い好投を続けると、6回に森下選手が豪快なホームランを放ち追加点を挙げます。

そして7回に1アウト3塁のピンチを乗り切りさあマダックスという流れでしたが、9回に近本選手がわき腹に死球を受け交代、そして裏には赤羽選手にホームランを打たれ惜しくも完封ならず。

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それでも伊藤将投手は完投し、内容的には完勝とも言えましたが、9回の死球、そしてその後のDJのアナウンス、高津監督のコメントと非常に後味が悪い最終戦となりました。

 

総評

ここに来て3連勝&マジック再点灯と素晴らしい結果。チームは「アレ」に向けて順調に進んでいると思います。

しかしどうしても最終戦の9回の近本選手への死球からの一連の行動は憤りを隠せません。梅野選手の時は公式ホームページで煽られても「死球は試合の一部で公式はただのミス」として何とか思い込むようにしましたが、今回ばかりは投球後のDJの方の「ナイスピッチング!!」という心無いアナウンス、そして試合後の高津監督の「仕方がない」というニュアンスのコメント

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しかも他球団にもこのような危険球を連発し(中日石川選手は救急搬送されています。)、しかも復帰後に同じような球を投げられる等とても改善しているとは考えられないプレーも。さらに試合後には相手ファンを刺激するような行動も目立ち、もはや投げる投手だけの問題(今回も単純な制球ミスだと思います。)だけでなく普段指導する首脳陣の選手への意識付けの方針を疑ってしまいます。

正直2連覇中のチームであり、素晴らしい選手や熱狂的なファンも抱えているだけに今回のリスペクトに欠ける一連の行動プロ野球の一ファンとしても失望しています。

岡田監督の試合後のコメントで怒り心頭で「そういうチームなんやろ」と発言している事が全てを物語っていると言え、今後の改善策や対策が待たれる所です。

 

ただ今は次の中日戦に背番号「5」の元気な姿が見れる事を切に願っています。

 

では

 

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