今回はバルセロナ移籍が決定したイルカイ・ギュンドアン選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版となっています。
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①攻守に渡り万能型のセンターハーフに
元々低い位置からのゲームメイクと驚異的なキープ力に定評があってマンチェスターシティに入団したギュンドアン選手ですが、当初はシルバ選手の存在もありインサイドハーフやアンカーを併用して起用されることが多かったです。
しかしシルバ選手の退団によりインサイドハーフでの起用が激増。そして2020-2021シーズンには「カンセロロール」の採用とロドリのレギュラー起用がきっかけで得点力にも磨きをかけシーズン17ゴールを記録。チャンピオンリーグ決勝ではアンカーで起用された際に「その得点力を生かさないのは勿体ない」と評される程の活躍を見せました。
その後もインサイドハーフのレギュラーとして守備の強度やゲームメイク力を維持しつつ2シーズン連続で公式戦二桁ゴールを記録する活躍。特に重要な局面のゴールが多く、今シーズンもFAカップのマンチェスターユナイテッド戦で2得点を挙げ勝利の立役者になる等ここぞという時の勝負強さを持ち併せていました。
チーム事情に併せて自身を磨き上げ、攻守に渡り万能型のセンターハーフに。グアルディオラ監督が彼の残留を強く願っていたのも分かります。
しかし家族の問題(イングランドの環境に不満を持っていたらしいです。)もあり契約は延長されず、今シーズンの3冠達成を置き土産にフリー移籍でバルセロナへ。新シーズンは自身がプレーすることを「夢」と評するスペインの名門に活躍の場を移す事となりました。
②インサイドハーフだけでなくアンカーも
新天地ではシティと同様インサイドハーフだけではなくアンカーでの起用が増えそうです。現状ブスケッツの退団によりアンカーが本職の選手はおらず、インサイドハーフにはデ・ヨング、ガビ、ペドリと優秀な選手は多いです。
またバルセロナのアンカーに求められるであろう動きもシティで身に着けており、環境に適応すればすんなり馴染むことが出来そうで、ブスケッツとはまた違うプレーを披露してくれそうです。
ただ近年磨いた得点力を発揮出来ないのはマイナスポイントですが、現状チームに彼以上にアンカーに適している選手は少ない(デ・ヨングはアンカーにしては動き過ぎな傾向があり、ケシエはダブルボランチの一角としての運用が最適解とされています。そしてニコはシャビ監督からの評価を得られていません。)のでこのままアンカーの補強が無いとギュンドアン選手がそのポジションに落ち着く可能性は高いと言えます。
個人的にはデ・ヨングとのダブルボランチ起用が、お互いの特性を生かす意味では良いと思います。
③勤続疲労による怪我が心配
ただ心配なのはやはり怪我。近年は50試合前後をコンスタントにこなしている彼ですが、2013年には背中の怪我、2016年には右ひざの前十字靭帯を損傷でシーズンを棒に振っている等2度の大怪我を経験した選手でもあります。
さらに2022-2023シーズンは計51試合の殆どをスタメンとして出場しており、新シーズンはその勤続疲労による怪我が不安な所です。
しかし近年は長期離脱は無く32歳になってもフルシーズンを戦っていたことから、コンディション面への気遣いは相当なものであると思われ、杞憂で終わる事を願います。
名将の下世界的な名手となったギュンドアン選手。入団時の言葉の通りバルセロナを本来あるべき場所に戻す手伝いが出来るかどうか注目です。
では
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