今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、冬の移籍まとめと後半戦展望について書いていきたいと思います。
3回目は「バルセロナ」です。
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主な加入選手
ダニエウ・アウベス(←無所属)
アダマ・トラオレ(←ウルヴァーハンプトン)
主な放出選手
ペーニャ(→ガラタサライ)
コリャド(→グラナダ)
デミル(→ラピットウィーン)
予想布陣
①その技術と頭脳は色あせず
アグエロの引退、そしてファティやペドリ等怪我人続出であったバルセロナの最初の「補強」はかつてのレジェンドでした。
ダニエウ・アウベス、かつて史上最強チームの一員としてシャビ監督と共に戦った選手は、巨額の負債に悩みさらに周囲への批判が高まっているチームにその明るいキャラと高いプロ意識を与えるべく、薄給で復帰。
そんな中試合では流石に運動量は落ちたもののその技術と頭脳は色あせず、セルジ・ロベルトの怪我(今シーズン絶望とも)やデストと監督の確執等が囁かれた中素晴らしいプレーを披露。未だにトップレベルであることを証明しました。体力的に今後は復帰したデストとの併用が予想されますが、共にリーグでもトップレベルのサイドバックであるので、彼らが健在の間はサイドバックの人選に悩まされることは無いでしょう。(デストは左もこなすことが出来ます)
②前線の人数過多
そして前線にはフェラン・トーレス、オーバメヤン、アダマ・トラオレを獲得しましたが契約問題で揉めていたデンべレの移籍が決まらなかったことで、前線は人数過多になっています。
特にオーバメヤンの獲得は疑問符で、実力は確かながらアーセナルでは不調に悩まされ、更に規律面でも不安な選手なのでかなり獲得は博打であると思います。デンべレ問題もある中更に問題児が、、、。シャビ監督がそれを本当に望んでいるならかなり狂気じみているという他ありませんね。
ただ高給取りであったコウチーニョをレンタルで放出。そしてウンティティに大幅減給を吞ませたのは大きく、かなり後を考えると怖い所ですがマテウ・アレマニー氏の手腕が光る形となりました。(これを続けてしまうと若手の有力選手が入団を躊躇う事や、昇給されないカンテラ選手の流出が多くなりそうです。)
③選手の組み合わせと起用法に注目
気になる新加入選手の起用法は、フェラン・トーレスは自身の得意とする右サイドのレギュラーとして起用されており一安心です。
そしてオーバメヤンも前述した規律面とコンディションさえ整え左サイドで起用すれば、「救世主」とも言える活躍を見せるので、2003-2004シーズンのダービッツのような働きが出来るか注目です。
そしてトラオレは右のウイングや3バック時のウイングバックとしての起用が予想されます。今シーズンのウルブスではセンターフォワードやインサイドハーフでも起用されましたが精彩を欠きました。複数のタスクをこなすのが得意な選手ではないのでサイドに張ってもらっての突破。その一点での活躍を望めばその驚異的なフィジカルで「無双」してくれるでしょう。
一癖も二癖もある選手をどう起用するか、伸び盛りのカンテラ選手の起用も含めシャビ監督の起用法に注目していきたいです。
正直過度な補強をしていると思われるバルセロナ。その豊富過ぎる戦力をどうマネジメントしていけるか、やや心配な所です。
では
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