今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
8回目は「バルセロナ」です。
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基本フォーメーション
①余りにも内容に乏しく、昨シーズンから進歩が見られないサッカー
慢性的な資金難に陥りながらもバルサブランドを生かし、ギュンドアンをフリー移籍、フェリックスとカンセロをレンタルで獲得しリーガ連覇&チャンピオンズリーグ上位進出に向けて戦力を整えたバルセロナですが、開幕戦のヘタフェ戦では引き分けたもののその後は勝利を積み重ね首位争いに食い込みます。
それでも優勝の立役者であった「少ないチャンスでも決めきれる」レバンドフスキが不調に陥ったことで前掛かりにならざるを得ず、元々判断面で脆さがあった守備は完全にバランスを崩し失点は増加。さらにそんな状況の中クラシコでまさかの逆転負けを喫すると、攻守において強度を出していたガビ、そして守護神テア・シュテーゲンが長期離脱することになってしまいます。
そんな中でもシャビ監督も明確な対策を打てずジローナに自分たちのサッカーの理想形を見せつけられ敗北を喫すると、スーパーカップ決勝のマドリー戦では前半だけで3ゴールを許す等守備が崩壊し1-4の大敗。リーガは優勝戦線にまだ留まっており、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメントに進出する等結果だけを見ればそれ程悲観的なものではないものの、余りにも内容に乏しく、昨シーズンから進歩が見られないサッカーを行ってしまっているシャビ監督には解任論が巻き起こり、今チームは岐路に立たされています。
②様々な役割を与えられながらも質の高いパフォーマンスを披露
しかしそんな中でも素晴らしいパフォーマンスを見せたのはギュンドアン。デ・ヨングとペドリが怪我がちで前述したようにガビが長期離脱、同じ新戦力でありながら力不足を露呈してしまったロメウと誤算が多かった中盤の中でインサイドハーフ、アンカー、ダブルボランチの一角と様々な役割を与えられながらも質の高いパフォーマンスを披露。今シーズンインパクトを残しているフェルミンのサポートを含め、彼がいなかったら中盤は早々に機能不全に陥っていたでしょう。
またハフィーニャも怪我がありながらも献身的な守備とオフザボールで存在感を発揮。インサイドハーフという新境地も開き、後半戦に期待出来る選手です。
③予め獲得していた選手で十分
そして冬の強化ポイントですが、正直現状選手を売らないと獲得出来ないということ、また目立った補強ポイントも特にない(敢えて言うならアンカー)ので、予め獲得していたヴィトール・ロッキで十分だと思います。
センターフォワードが主戦場ながら両ウイングをこなせる新星は攻撃に質をもたらす事が出来守備意識も十分。当初の献身性を何処かに置いていってしまったフェリックスの代わりに左ウイングで起用しても面白い存在です。
シャビ政権に暗雲が立ち込めているバルセロナ。果たしてこの難局を乗り切る事が出来るか、注目です。
では
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