今回はマンチェスターシティ所属のイルカイ・ギュンドアン選手について書いていきたいと思います。
経歴
ギュンドアン選手はドイツのボーフムのユースチームに所属し、2008–09シーズンにニュルンベルグでトップチームデビューを果たします。ニュルンベルグではその後主力として2シーズンに渡ってプレーし、2011年その能力に着目したドルトムントに移籍します。ドルトムントでは主にボランチやトップ下でプレーし、カップ、リーガ2冠に大きく貢献します。翌シーズンではチャンピオンズリーグ決勝に進出、決勝ではPKを決めドルトムントは同点に追いつくものの、終了間際にロッベンに決められ惜しくも準優勝に終わります。
2013-2014シーズンは腰の怪我で僅か1試合の出場に終わりますが、復帰後は主力としてプレー、メガクラブの移籍が囁かれるようになります。
その後2016年にマンチェスターシティに移籍。初年度は右ひざの前十字靭帯を損傷し、後半戦を全休する等長期離脱を経験するも、その後は主力として活躍。プレミアリーグ2回、FAカップ1回とタイトル獲得に大きく貢献しています。
ドイツ代表ではユーロ2012、2018年W杯に出場。左のインサイドハーフを中心にレギュラークラスとして活躍しています。
①抜群のキープ力とゲームメイク力
ギュンドアン選手の特長は「抜群のキープ力とゲームメイク力」です。体を上手く使うことで非常にプレス耐性が高く、特に低い位置では滅多にボールを奪われません。
また視野の広さを生かしてのゲームメイクも秀逸で、サイドチェンジでの振り分けから相手の急所を突くパスなど様々な局面での判断力にも優れています。
今やマンチェスターシティに欠かせないプレーメーカーで、彼のゲームコントロールが勝敗を分けるとも言えます。
②ファイナルサードのクオリティ
反面ファイナルサードでのクオリティは物足りなく、シティに加入してからは時折見せる飛び出しやミドルシュート以外の得点は余り期待出来ない選手でした。(PKは非常に上手いです)
その要因となるのはダビド・シルバ、デ・ブライネの存在で、彼らに攻撃を任せることで自身のゲームメイク力を存分に発揮することが出来た反面、ペナルティエリアからはどんどん離れていました。
また昨シーズンはサイドバックをオーバーラップさせていたので自身はダブルボランチの一角としてプレーし、カウンターの防波堤となっていました。当然ゴールへの距離は遠くなり、得点は入団以降最少となりました(2得点)。
③増えた決定的な働き
しかし今シーズン、グアルディオラ監督が用いた「カンセロロール」、そしてアグエロ、デ・ブライネといった得点源の負傷で得点意識が高まり、より高い位置でのプレーが多くなりその精度も非常に高くなりました。
今や毎試合のように決定的な仕事を果たし、前述した選手達の穴を感じさせないような働きを見せています。恐らくこのペースでの得点量産は難しいでしょうが、低い位置でも高い位置でも素晴らしいプレーを見せられる、より危険な選手として認識されるでしょう。
今やシティの中心軸になっているギュンドアン選手。今はその極上のプレーを大いに味わっていきたい所です。
では
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