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カルヴィン・フィリップス~長短含めたパス精度と強度の高い守備~【特集】

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今回はマンチェスターシティ移籍が決まったカルヴィン・フィリップス選手について書いていきたいと思います。

Getty Images

経歴

カルヴィン・フィリップス選手は2010年にリーズのユースに入団。2014‐2015シーズンにトップチームデビューを果たします。そして2016-2017シーズンには主にダブルボランチとしてレギュラーに定着すると、2018年にビエルサ監督が就任。アンカーで起用されそのキックと判断力の良さを生かしチームは躍進します。

そして2020-2021シーズンにチームは1部に昇格すると、ビエルサ監督の戦術もフィットしたことでフィリップス選手を中心にチームは9位に躍動します。

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しかし翌シーズンは怪我に苦しみ、司令塔を失ったチームも迷走。最終節で何とかチームは残留するもビエルサ監督はシーズン途中で解任されていました。

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そしてフィリップス選手も新たなステップを望み、2022年7月4日にマンチェスターシティへの移籍が決定します。

代表では2020年にデビュー。ユーロ2020ではレギュラーとして全試合に出場し、2022W杯での活躍も期待されます。

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①長短含めたパス精度と強度の高い守備

フィリップス選手の特長は長短含めたパス精度強度の高い守備です。

キック精度が非常に高く、特に低い位置からのロングフィードは絶品で尚且つ綺麗なバックスピンがかかっているので、相手がトラップしやすく尚且つ敵チームが取りにくい絶妙な塩梅のパスを繰り出すことが出来ます。

また広い視野や判断力も持ち合わせており、意のままにゲームをコントロールすることが出来ます。

そしてレジスタタイプの選手にありがちなフィジカル面での不安は皆無で、強度の高い守備で相手を封殺します。マンマークがベースに合ったリーズでも変わらずスタメンに張れたのも、対人能力を磨いてのこそであったと思います。

 

②ポジショニングにはまだまだ改善が

反面ポジショニングにはまだまだ改善の余地があり、アンカーとしてはやや動き過ぎで起点になり切れていない部分があります。

しかしリーズは前述したようにマンマークベースなので前提で動き回らないといけないクラブで、イングランド代表でもビルドアップが仕組まれているとは言えない為、そもそも最適なポジショニングを教わっていない可能性の方が高いです。

またインサイドハーフでも起用されることもあり、その素質は十分な物を持っていますが前述の理由により機能性はイマイチであると言えます。

 

③適応を待つ形に

新天地のシティではアンカーとダブルボランチでの起用が予想され、ロドリ、ギュンドアン、ベルナルド・シウバとのレギュラー争いになりそうです。

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ただ組織が確立しているシティでは、前述したポジショニングの課題や現状の戦力でも十分運用が可能な為、最初は途中出場、またはターンオーバー要員として起用され適応を待つ形となりそうです。その為最低でも半シーズンぐらいは見守る必要があり、即結果を求めるのは酷であるとは思います。

ただイングランド代表目線から考えると出場機会の減少は受け入れ難いもので、コンディション管理だけはしっかりと行っていきたい所です。

 

イングランド屈指の強豪に挑戦することを決めたフィリップス選手。名将グアルディオラ監督の元でどのようなプレーを見せてくれるか楽しみです。

 

では

 

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