今回はレアル・ソシエダ所属のダビド・シルバ選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
3回目はマンチェスターシティ～ソシエダ（2014～現在）時代です。
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①スタジアムに銅像が
クラブの躍進のシンボルとしてシティで引き続き活躍していたシルバ選手ですが、2つの大きな出会いが彼を更に上のステージに引き上げていきます。
2015年に移籍したデ・ブライネはシルバ選手と同じ絵を描くことが出来る稀有な存在となり、加入当初から抜群のコンビネーションを披露。
さらに2016年にグアルディオラ監督が就任した2シーズン目の2017-2018シーズンには、両選手がニアゾーンを突く戦術が猛威を振るい共に二桁アシストを記録。チームは前人未踏の勝ち点100を記録する等驚異的な強さを発揮しました。
その後も中心選手として活躍しますが、怪我もありギュンドアンやベルナルド・シウバの台頭も合わさって退団が噂されると、2020年にレアル・ソシエダへの移籍が決定。
クラブ加入後全てのシーズンで二桁アシストを記録、更に76ゴールを挙げる等重要な役割を担い続け14個ものタイトル獲得に大きく貢献。
2021年には偉大なキャプテンであったコンパニと共にスタジアムに銅像が立ち、彼の成し遂げたことの偉大さが分かる出来事となっています。
②若いチームのけん引役に
母国スペインに戻ったシルバ選手は慣れ親しんだラ・リーガでも躍動。攻撃サッカーを志向するアルグアシル監督の下巧みにタクトを振るい、若いチームのけん引役に。
怪我での離脱は多くなっているものの出場した際には華麗なテクニックと抜群の判断力で攻撃陣を彩っています。
そして遂にチームは今シーズン2012-2013シーズン以来のチャンピオンズリーグ出場権獲得を達成。シルバ選手は久保、メンデス、メリーノ達と共に素晴らしいパスワークと連携を披露し崩しの切り札として躍動。特に久保とはかつてのデ・ブライネとのコンビを彷彿とされる連携を披露し彼のブレイクを助ける役割を果たします。
クラブはその功績を讃え2024年夏まで契約を延長。新シーズンはチャンピオンズリーグでもその魔術を披露することになりそうです。
③輝かしい歴史の一部に
代表では2014年W杯の衝撃的な敗退後も中心選手としてプレー。ユーロ2016では全試合に先発出場するもチームはイタリアに敗れベスト16に終わる事となります。
またキャリアの集大成として臨んだ2018年W杯でもレギュラーとしてプレーするもチームは直前の監督交代もあり低調な出来に。決勝トーナメント1回戦で開催国ロシアにPK戦の末敗れてしまいます。
そして大会後に代表引退を表明。通算125試合（歴代7位）35得点（歴代4位）という素晴らしい個人記録と、W杯とユーロ2回のタイトルを残しスペイン代表の輝かしい歴史の一部になっています。
来シーズンも久保選手と共に欧州の舞台での活躍が期待されるシルバ選手。今後もその魔術に注目です。
では
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