※ネタばれ有
今回は「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」に登場するキャラ「セフィロス」について書いていきたいと思います。
①英雄
本編では星の命を脅かす存在となり最大の敵として立ちふさがるセフィロスですが、今作ではソルジャーとして多大な戦果をもたらし「英雄」と評されている時期の彼を見る事が出来ます。しかし本人は「自分は神羅の従順なソルジャー」と自嘲気味に語る等、自身が神羅の宣伝に都合よく利用されていることは自覚しているようでそれをひけらかす事はありません。
因みに度々命令違反を行う等、神羅への忠誠心は皆無と言えます。
「抹殺に失敗するのさ」
ただ本編とはまるで違うのはその人間性で、アンジールやジェネシスに対しては親友として接しており、彼らを抹殺せよという命令を敢然と拒否する等、友情に篤い部分を持ち併せ、更には
・ミッドガルのエアリスの安否を気にしたザックスを独断で帰還させる
・同行した兵士の一人だったクラウドの故郷と思いだし気遣いの言葉をかける
等、友人思いで後輩には親身な人格者であることが分かります。
「ミッドガルにもコピーどもが来ている スラムにもな」
「俺が許可する 帰れ」
反面神羅兵が行方不明になった時は「探している時間はない」として魔晄炉の調査を優先させる等冷徹な部分も持ち併せていますが、兵士としては妥当とも言える判断である為、「英雄」に相応しい極めて優秀な人物となっています。（ティファからは「凄く冷たい人」と評されてますが、、、。）
「査定、大幅マイナスだな」
その為ミッドガル内での人気は絶大で、他ソルジャーからは尊敬の眼差しを向けられ、体育系から文化系まで多数のファンクラブが存在しています。
②英雄だった彼が星の支配者に
作中ではアンジール、ジェネシスと遊びで魔晄キャノンを輪切りにする等中々ぶっ飛んだ部分を見せるものの、前述したように二人に関しては助けたいという気持ちが強く、ザックスの良き同僚兼先輩となってくれます。
しかし友人を失い、彼らの出生を知り自身にも疑問を持ち始めると（これまでは他人より優れた才能を生まれ持った人間程度の認識としか思っていませんでした。）、ザックス、クラウド等と向かったニブルヘイムの魔晄炉調査の際にジェネシスと再会しその際のやり取りが決定的になり自身の出生の秘密を調べる事に。
「……子供の頃から 俺は感じていた」
「俺は他のやつらとは違う。俺は特別な存在だと思っていた」
「しかし、それは……それは、こんな意味じゃない」
「俺は……人間なのか？」
そして古代種と記述されたジェノバを「本当の母親」と見なし、人類から星を取り戻す選ばれし者であると誤認し手始めにニブルヘイムを火の海に。
「俺は選ばれし者。この星の支配者として選ばれし存在だ」
「この星を、愚かなお前たちからセトラの手にとりもどすために生をうけた」
ティファを切り捨てザックスと対峙し圧倒するも、クラウドの不意の一撃や驚異的な生命力の前に倒れ、ジェノバの首もろとも魔晄炉の底へと叩き落され物語から一時的に姿を消す事となります。
英雄だった彼が星の支配者に。その心情や苦悩が補完されたストーリーとなっています。
③凶悪な技
本編ではニブルヘイム魔晄炉で2回、そしてミッションで戦うことが出来ます。
その「英雄」と評された強さは本物で、正宗を使った連続攻撃は勿論の事、モーションこそは大きいもののバリア無しでは致命的なダメージを受ける「居合斬り」、さらに強制的にHP1にする「こころない天使」と凶悪な技で追い込んできます。
さらに2回目の戦いでは一定の場所にセフィロスが辿り着いてしまうとゲームオーバーになってしまうので、より緊迫感が増しています。
いずれも技の隙が大きく読みやすい為、構えからのジャンプ系のアビリティで一気に距離を詰めダメージを積み重ねるのが効果的であると考えられます。
「B.M.W」は自身の大技である「八刀一閃」。モーションのカッコよさもありながら威力も兼ね備えており、終盤まで使えるダメージソースとなっています。
リメイク版でも大暴れが期待出来るセフィロス。今後も良い意味でも悪い意味でも物語を盛り上げてくれそうなキャラとなっています。
「ならば、、、あれは誰だ？」
では
 |
ファイナルファンタジーVII リメイク ぬいぐるみ セフィロス
|
 |
【新品】【即納】amiibo セフィロス（大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ） 任天堂 アミーボ フィギュア おもちゃ ゲーム 周辺機器
|
