今回は土壇場でブンデスリーガ11連覇を果たしたバイエルンについて書いていきます。
リーグ 勝ち点71 21勝 8分 5敗 92得点 38失点 優勝
カップ戦 ベスト8
チャンピオンズリーグ ベスト8
基本布陣
①若き指揮官の解任と内輪揉め
今シーズン浮き沈みもありながらも3冠の可能性を残していたバイエルンでしたが、ナーゲルスマン監督と一部の主力選手との確執(ノイアーやマネ、カンセロ等)が表面化。さらにサリハミジッチSD等首脳陣の信頼も失い解任の憂き目に合います。
そして続いて就任したのは今シーズンチェルシーの監督を解任されたトゥヘル監督。チェルシー時代では途中就任でチャンピオンズリーグ優勝を果たす等、再建を志すクラブの監督としてはベストな人選ながらも、クラブの調子がそれ程悪くない事(解任ブーストが掛けにくい)や監督自身の性質(首脳陣とよく揉める)もあり、不安要素も多い就任劇となりました。
②土壇場での11連覇
そんな中いきなり行われたデア・クラシカーで勝利し幸先の良いスタートを切るも、続くカップ戦ではフライブルグに土壇場で敗北。さらにチャンピオンズリーグではアウェーながら3-0で完敗する等要所で衝撃的な敗戦を喫することになります。
その後2ndレグも引き分けでヨーロッパの舞台から姿を消すと、その後は攻撃の要だったシュポ・モティングを欠いたことで戦い方が不安定に。
指揮官は攻守においてバランスを保つことに注力しますが、基準点を失った攻撃は波が激しく守備は単純なミスが目立つ等中々整備が行かず、29節にマインツ、33節にライプツィヒに大敗を喫し首位を譲り渡すことに。
それでも最終節のケルン戦にはムシアラのゴラッソで勝利すると、ドルトムントはまさかの引分。勝ち点は並ぶものの得失点差で上回り劇的な優勝。少し前にチームを失意に叩き落したマインツに救われる形で、前人未到となる11連覇を果たしました。
③サイクルの終わりを感じさせる解任劇
しかしその直後クラブは今シーズンの混乱の責任を負わせる形でカーンCEOとサリハミジッチSDの解任を発表。今後は副会長からCEOに就任するドレーセン氏を中心にクラブを運営することになります。
また今シーズン加入したものの怪我に泣き言動でもクラブを混乱させたマネや古株のミュラー、ニャブリ、キミッヒなどにも退団の噂があり、獲得の噂もオシムヘンやケインなどビッグネームがずらりと並んでおり、来シーズンは新たなサイクルをトゥヘル監督と共に始めそうです。
土壇場で優勝を果たすもののその後の解任劇でサイクルの終わりを感じさせたバイエルン。このまま帝国を継続しつつ欧州の舞台でも好成績を残せるのか、今夏はその動きに注目していきたいです。
では
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