今回は阪神タイガースvs中日戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 9-4 中日 ○村上 ３勝１敗
阪神 3-1 中日 ○西 ２勝３敗 岩崎 １勝４S
阪神 4-1 中日 ○伊藤将 ２勝 岩崎 １勝５S
23勝 13敗 1分 149得点 104失点 1位
①2試合連続で2ケタ安打を挙げ、3勝目をプレゼント
先発は村上投手。初回打線は2アウト満塁のチャンスを作ると、ミエセス選手のタイムリーで早々に先制点を挙げます。
さらに5回に無死1,2塁のチャンスを作ると、大山、佐藤輝選手の連続タイムリー、さらに坂本、木浪選手にも連続タイムリーが出て一挙4点を追加します。
村上投手は制球や主審のストライクゾーンに苦しみ（中日先発福谷投手も苦しんでいました。）、2回、4回のピンチも何とか切り抜けるも、5回裏に二死2,3塁のピンチを背負うと細川選手にタイムリーを打たれ、さらに続く石川選手の3ランを打たれ1点差まで詰め寄られます。
それでも6回に1アウト満塁のチャンスからミエセス選手のサードゴロの間に1点を追加すると、続く及川、加治屋、浜地投手がしっかりそのリードを保つ素晴らしい投球を見せます。
そして9回に四球から1アウト満塁のチャンスからこの日ノーヒットだった近本選手が2点タイムリーツーベースを放つと、中野選手も犠牲フライで追加点を挙げそのまま試合位終了。得点が入りやすい地方球場ながら、2試合連続で2ケタ安打を挙げ村上投手に3勝目をプレゼントしました。
②手堅い試合運びで6連勝
先発は西投手。初回に2アウト1,3塁のピンチを迎えるも乗り切ると、その後は安定した投球でアウトを積み重ねます。
援護点を与えたい打線ですが3回まで中日先発涌井投手にパーフェクトに抑えられる等苦戦しますが、4回2アウトからノイジー選手がヒットで出塁すると、四球が続き満塁にします。そして島田選手が押し出しを選び先制点を挙げると、次の5回2アウト1,2塁のチャンスからノイジー選手がタイムリーを放ち差を2点とします。
さらに6回は1アウト1,3塁から木浪選手の犠牲フライから1点を追加しますが、その裏細川選手に一発を浴びます。
それでも西投手はここ4試合で最高とも言える投球で7回1失点の好投でマウンドを降りると、その後はK・ケラー、岩崎投手と繋いでそのまま試合終了。
西投手は1か月ぶりの勝利を果たし、チームも手堅い試合運びで6連勝を果たしました。
③守備の好プレーが光り7連勝
先発は伊藤将投手。初回打線は中日柳投手から2アウト満塁のチャンスを作ると、ミエセス選手が走者一掃のタイムリーを放ち3点を先制します。
更に2回に1アウト1塁から近本選手がタイムリーツーベースを放ち4点差にすると、援護点を貰った伊藤将投手は中野選手やミエセス選手の守備でのファインプレーもあり、3回の2アウト1,3塁のピンチも見事乗り切る等安定した投球を続けます。
6回2アウト3塁のピンチを迎え石川選手にタイムリーを浴び失点するも、6回1失点と試合を作り後に託します。
しかし8回3番手浜地投手が掴まり2アウト1,2塁のピンチを迎えると、村松選手にタイムリーを浴びますがノイジー選手の好返球もあり3塁で細川選手を刺すと、本塁に付くよりも早かったとされ無失点で終えると、9回には岩崎投手が3人を三振に切って取りそのまま試合終了。
守備の好プレーが光り7連勝を果たしました。
総評
初戦は豊橋球場ということで点が入る試合になったものの、バンテリンドームに戻るとこのカードに相応しい投手戦に。
そんな中毎年のように鬼門となっているバンテリンドームでの連勝は非常に大きく、チームも7連勝を記録する等完全に勢いに乗っています。
このカードで大きな違いとなっているのは凡事徹底。守備では手堅くアウトを取るだけではなく相手ランナーを進ませない守備が光り、3戦目の中野選手やノイジー選手のファインプレーに繋がっています。
また攻撃面でも四球と犠牲フライという例え打てなくてもノーヒットでも得点を取ろうという意識が共通認識されており、進塁打も無謀な物が無くなっており、昨シーズン凡ミスを積み重ねてきたチームからは考えられないくらいの堅実さを見せており、岡田監督の目指す野球を少しずつながら体現していると感じます。
次は甲子園の広島戦。この勢いがずっと続くとは思ってはいませんが、出来るだけ連勝を続けられる様頑張って欲しいです。
では
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