今回は4季ぶりの優勝を果たしたバルセロナについて書いていきたいと思います。
リーグ 勝ち点85 27勝 4分 3敗 64得点 13失点 優勝(34節終了時)
カップ戦 ベスト4
チャンピオンズリーグ グループリーグ敗退
基本布陣
①年明け以降も安定した成績を挙げ見事な優勝
昨夏には大型補強を敢行するも、期待されたチャンピオンズリーグではインテルに競り負けグループリーグ敗退。しかも年明けのヨーロッパリーグのプレーオフではマンチェスターユナイテッドに敗退と欧州の舞台において今シーズンのバルセロナは失態を晒し続けました。
特にリードを奪われた際や戦い方を変えられた際の修正力、そして対応力に乏しく、シャビ監督は未熟さを露呈。また攻撃時のバリエーションの乏しさも露呈し、デンべレ、レバンドフスキの個人技に頼るばかり。そして崩しの切り札であるデンべレが怪我で離脱しすると、攻撃力は激減してしまいます。
それでも守備陣の奮闘でウノゼロでの勝利を積み重ねるとガビのウイング起用やハフィーニャが調子を上げてくると、ライバルであったマドリーとのリターンマッチでも勝利。リーガでの勝ち点差を広げ相手の戦意を喪失させることに成功します。
ただコパ・デル・レイ準決勝ではマドリーに返り討ちに合うも、リーガではそのままの勝ち点差を維持。そしてエスパニョールとのバルセロナダービーで見事勝利し4季ぶりの優勝が決まりました。
ネグレイラ事件等、暗い話題に振り回されながらの栄冠。昨シーズン無冠に終わっていた事を踏まえても、非常に嬉しい出来事となりました。
②チームを救った守護神と世界最高峰のストライカー
そんな中極上の輝きを放ったのは守護神テア・シュテーゲン。今シーズンのクリーンシートは何と25回を記録しておりクラブ新記録を更新中。守備陣の奮闘も勿論あるものの彼の驚異的なセービングに救われた試合は数え切れない程に。
また正確なフィードを散らして攻撃面での貢献も大きく、2014-2015シーズンのアトレティコが樹立したシーズン最少失点「18」の更新も期待されます。
そしてレバンドフスキは出場停止期間もあったものの21ゴールを記録し得点ランキングトップを独走。さらにポストプレーやスペースメイク等でも絶大な存在感を放ち額面通りの活躍を披露し、改めて世界最高峰の選手であることを示しました。
最後尾と最前列の選手がそれぞれ素晴らしい活躍を披露。サッカーにおいて最も重要とされるセンターラインの選手の活躍はチームにおいて非常に大きかったと思います。
③高くつきそうな今シーズンのツケ
ただ今シーズン限りで財政面で多大な貢献をしてきたアレマニー氏が退任。さらにクラブは2億€以上の給料削減を迫られる等、来シーズンも苦しいやり繰りを強いられそうです。(ここに来て残留かという話も)kichitan.hatenablog.com
早くもブスケッツの退団が決定。他にもアルバ、フェラン・トーレス、ハフィーニャ、ファティ等多くの選手がチームを離れる事が噂されており、オフには給与が高い選手を中心に多くの選手がチームを離れる事となるでしょう。
またメッシ復帰は多くの人が望んでいるものの財政的にはほぼ不可能である為、非現実であると言えます。更に新戦力候補にはベルナルド・シウバ、ギュンドアン(共にマンチェスターシティ)、スビメンディ(ソシエダ)等多くの選手がリストアップされていますが現実的にその内一人を獲得出来れば御の字で、補強方針次第では大幅な弱体化を迫られる事になるかもしれません。
今シーズンのツケが高くつきそうな来シーズン。クラブがどのような動きを展開するか、注目です。
では
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