今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
14回目は「トッテナム」です。
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基本フォーメーション
①期待値が大きかっただけに
ペリシッチ、ビスマ、ラングレ、そしてリシャルリソン、弱点となっていたポジションに実力者を迎え入れたトッテナムは、途中就任後瞬く間にチームを浮上させたコンテ監督2年目の采配の期待もあり、プレミアリーグ優勝も夢ではない状況にありました。
実際開幕から5勝2分と好スタートを切りますが、アーセナルに初黒星を喫しメンバーの固定、そして過密日程もあり主力のコンディション不良が目立ってくると、その後5勝1分5敗と失速。
現順位こそ5位とまずまずの位置に付け鬼門であるチャンピオンズリーグでも何とか最終節で突破するものの、ライバルアーセナルにシーズンダブルを喰らう等、開幕からの期待値が大きかっただけにここまでの戦いぶりには不満が残ります。
②後方からのビルドアップが問題に
特に気になるのは後方からのビルドアップで、配置上は間違ってはいないもののつまらないパスミスからのカウンターからの失点が多く、一時期は9試合連続先制点を献上する等ボールを保持した際の戦い方に問題があります。
そして懸念点の一つであったウイングバックの問題は見事に表面化。
現状ではペリシッチを軸として、セセニョン、ドハーティ、エメルソンが相手によって併用されている形となっていますが、いずれも決め手を欠き違いを作り出せずにいます。
特にコンテ監督が志向するサッカーでは生命線とも言えるポジションなので、この人選の迷いは非常に痛手となっています。
③補強が必要な3ポジション
その点を考えて補強が必要なポジションは3つあると考えられます。
まずは球出しの優れたセンターバックで、バストーニ(インテル)シマカン(ライプツィヒ)の名前が挙がっており、特に前者はコンテ監督時代に台頭した選手なのでチームへのコミットメントは高そうです。
そして前述したウイングバック。スポルティングのポロの獲得を目指しているもののチームの主力選手である為、交渉は難航。ただ上位進出の為には補強が必要なポジションである為、何とか質の高い選手を獲得したい所です。
3つ目はセンターハーフ。現状ベンタンクール、ホイビュアへの負担が高く、スキップ、ビスマはまだ信頼を勝ち得ていません。サールも台頭はしたものの力不足感はぬぐえず特に攻撃面で違いを生み出せる選手を確保したい所です。噂ではマッケニー(ユベントス)等が挙がってはいるもののベンタンクールの復帰、ビスマがフィットすると宝の持ち腐れとなりそうなので、慎重に判断していきたい所です。
期待値が高かっただけによもやの苦戦を強いられているトッテナム。この苦境をどう乗り切るかコンテ監督の采配に注目です。
では
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