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アントニオ・コンテ監督退任~物議を醸すクラブの体質を批判した会見~【サッカー】

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今回はトッテナム監督を退任したアントニオ・コンテ監督について書いていきます。

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①見事にチームを上昇気流に乗せるも

コンテ監督は2021年11月2日に解任されたヌーノ監督の後任としてトッテナムに就任。中位に低迷していたチームを瞬く間に立て直すと、ソン・フンミンプレミアリーグ得点王に輝く活躍等もありアーセナルを蹴落とした形でチャンピオンズリーグ出場権を獲得します。

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そしてオフにはペリシッチやビスマやラングレ、そしてリシャルリソン等多額の補強費を投じて戦力を強化。ウイングバックの働き次第ではプレミアリーグの覇権も狙える程のスカッドを揃え新シーズンに期待が持たれる事となりました。

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しかし開幕から数試合は好調を維持しますが、最終節までもつれたチャンピオンズリーグとの兼ね合いもあって過密日程によるコンディション不良に悩まされ成績を落とすと、負けてはいけないアーセナルにシーズンダブルを喰らう等屈辱を味わうことに。

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その後唯一残ったチャンピオンズリーグでもACミランに屈し、今シーズンの無冠が決定。さらにチームも単純なミスも目立つようになり、中々安定した成績を残すことが出来ませんでした。

 

②物議を醸すクラブの体質を批判した会見

すると3-1から3-3に追いつかれたサウサンプトン戦後の会見でコンテ監督の不満が爆発

・選手が戦う姿勢を示しておらず、身勝手にプレーしている

・20年間何も勝っていないのはクラブの文化が問題

選手だけではなく経営陣も批判。この発言は勿論大きな波紋を呼び、クラブもここまで批判されると指揮官を擁護できず、3月26日に双方の合意の上で契約を解除。

かつてユベントスチェルシーインテルにタイトルをもたらした名将は、無冠のままクラブを去る事となりました。

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③維持を選ぶのか、改革を選ぶのか

この退任劇ではクラブ自身を敵に回したコンテ監督に批判が集まっていますが、同時にクラブの現状の体質がより露わになった瞬間でもありました。

トッテナムは2001年から就任したレヴィ会長の下、90年代に中位が定位置となったクラブを再建。リクルート面のしたたかさ(モドリッチやベイル等)やスタジアムの新調等でクラブをプレミアリーグ「BIG6」と評されるまで成長させました。

しかし現場の編成面等に関してはビジネス色が強いフロントの声が大きく、レヴィ会長後獲得した主要タイトルはリーグカップ(2007-2008シーズン)のみと寂しいもので、リーグ優勝が狙えた2015-2016シーズンでは後半戦で失速しレスターに優勝を駆っ触れることに。チャンピオンズリーグ準優勝という結果は挙げたものの、以降はベスト8にも進めない状態が続き停滞感は否めません。

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そして所属したクラブ全てでタイトルを勝ち取っていたモウリーニョ監督、そしてコンテ監督ですらその風潮を変える事が出来ずクラブを去る事に、、、。

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今シーズンは助監督のステッリーニ氏に任せる事になるものの、この合理的ではあるものの何処か熱を帯びていないようなクラブの風潮を変えない限りはタイトルを数多く勝ち取ることは中々難しいと思われます。

 

このまま維持を選ぶのか、改革を選ぶのか。トッテナムが本当の意味で「BIG6」になる為にこれからの動きは注目です。

 

では

 

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