今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第14回目は「トッテナム」です。
主な加入選手
フォスター(←サウサンプトン)
スペンス(←ミドルスブラ)
ラングレ(←バルセロナ)
ビスマ(←ブライトン)
リシャルリソン(←エバートン)
主な放出選手
ゴッリーニ(→アタランタ)
ロドン(→レンヌ)
ウィンクス(→サンプドリア)
ベルフワイン(→アヤックス)
基本フォーメーション
①覇権を取る為の大型補強
昨シーズン4位に滑り込み、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したトッテナムはコンテ監督の要望を叶えるために重い腰を上げ多額の補強費を用意し、総額約1億7000万€を投じて大型補強を展開しました。
GKには経験豊富なフォスター、ウイングバックにインテル時代コンテ監督の戦術に適応していたペリシッチ、期待の若手スぺンスを獲得。さらに層に難のある左センターバックにラングレ、中盤の質を保つためにビスマ、第4のアタッカーとしてリシャルリソンを獲得。(またロメロを5000万€で完全移籍させています。)
特にリシャルリソンは6000万€の移籍金を掛けており、前線の新たなオプションとしての期待が大きく、未だリーグでは無得点(CLではマルセイユ戦で2ゴール)なものの動きの質は高いので、活躍は時間の問題であると思われます。
正に今季の覇権を取る為の大型補強と言え、タイトル獲得に期待が寄せられています。
②ウイングバックが肝に
そんな中プレミアリーグではここまで5勝2分と十分スタートダッシュを切れたと言え好調を維持しています。
特にケインは昨シーズン後半の勢いそのままにゴールをコンスタントに記録。更にチャンスメイク、組み立てにも大きく貢献と文句なしの結果を残しています。
そしてホイビュア、ダイアーは共にレギュラーとして活躍しこれまでリーグ戦全試合に出場。コンテ監督の戦術の軸として機能しています。
また昨シーズンの得点王ながら運にも恵まれず無得点だったソンもレスター戦で途中出場ながらハットトリックを見せ得点感覚を取り戻しており(しかもいずれのゴールも素晴らしい内容でした。)、今後の爆発は期待できそうです。
ただ気になるのはウイングバックの出来で、右のエメルソンはフィジカル面は素晴らしいものの判断力に課題を残しており、ドハーティ、スぺンスはコンテ監督からの信頼を寄せられていないようで彼が欠場時にはペリシッチが起用されています。
そして左のセセニョンは継続的な出番は与えられているものの守備に課題があり、重要な局面ではペリシッチに頼らざるを得ないという状況にあり、両ウイングバックの質には課題があります。
ウイングバックはコンテ監督が行うサッカーにおいて肝とも言えるポジションなので、選手がフィットするのを待つのか、それともコンバートがあるのか(過去にもモーゼス、ペリシッチ、カントレーバ等例は多いです。)注目です。特に現在怪我で離脱中のルーカスはプレシーズンマッチで試されており、復帰後の起用に注目したいです。
③チャンピオンズリーグアレルギーの払拭
またコンテ監督がチャンピオンズリーグを苦手としているのも不安材料です。
コンテ監督は細部に拘った綿密なプランを用意して戦う準備力に長けている監督ですが、反面ファーストプランが狂った際の修正が個の質に頼るものが多いです。
さらにチームのレベルが総じて高く中々勝ち切れずに敗退してしまうケースが多く、チャンピオンズリーグには苦手意識を持っています。
また組み合わせもフランクフルト、スポルティング、マルセイユと曲者揃いで、実際スポルティングにはアウェーで敗北を喫しています。
その為長年続くチャンピオンズリーグアレルギーを払しょくできるかも注目です。
ただ正直今シーズンはベスト8に残れば上出来と言えるものなどで、とにかくリーグで優勝争い、そしてカップ戦でのタイトル獲得を目標に戦いたい所です。
2007-2008シーズンのリーグカップ以来のタイトル獲得に大きく期待が膨らむ今シーズンのトッテナム。その戦いぶりに注目です。
では
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