きちのうすめ雑記

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涅マユリ~完璧を嫌悪~【BLEACH】破面篇

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※ネタバレ有り


今回はアニメBLEACHのストーリー「破面篇」のキャラ「涅マユリ」について書いていきます。

🄫2001 久保帯人/集英社

①バフォメット形態に

尸魂界篇では残虐性が全面的に出てかなり嫌悪感の強いキャラとなっており、味方となった際にどのような動きをするのか気になる所でしたが、目立ったのはその憎めない性格

何だかんだ毒を吐きながらも自身に重傷を負わせた石田を助けたり、一護の言葉に激昂しつつも彼の未来に期待していたりと見事なツンデレぶりを発揮。更にバフォメット形態(山羊の頭に人間の身体)になる等容姿もコロコロ変化するようになり、今後の篇でも注目されるようになります。

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また過去編では瀞霊廷によって危険分子と看做され、蛆虫の巣で唯一檻に閉じ込められていましたが、浦原によって十二番隊第三席兼技術開発局の副局長に就任。その時のやりとりからしても相性が非常に悪いことが伺えます。

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②データ収集・解析・対策の周到さ

作中では浦原が作り出した黒腔(ガルガンタ)を通り、剣八白哉・卯ノ花と共に虚圏に突入。恋次と石田の救援に駆けつけ、第8十刃(オクターバエスパーダ)ザエルアポロ・グランツと交戦。

「君を瓶詰めにした時に瓶に名前を書く為だヨ」

ザエルアポロの技「人形芝居(テアトロ・デ・ティテレ)」に対しては全ての臓器にダミーを用意して無効化させ、金色疋殺地蔵で押しつぶすも、ザエルアポロは「受胎告知(ガブリエール)」によりネムに自身の卵を産み付け、霊圧を吸いつくし口から這い出て復活。

「それができるから此処に居る訳だが。」

仕切り直しかと思いきや、ネムの身体に仕込んでおいた「超人薬」をザエルアポロに投与しており、自分の心臓を貫く感覚を100年間分味わわせ勝利。十刃に対してほぼ無傷で勝利。彼のデータ収集・解析・対策の周到さを思い知ることとなりました。

「百年後までご機嫌よう」

その後は黒腔を解析して一護を現世に送り返し、ザエルアポロが残した研究材料の保管庫を見つけています。

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③完璧を嫌悪

またザエルアポロ戦では彼の科学者としての矜持が伺い知れることとなります。

それは「完璧を嫌悪する」こと。知恵や才能は立ち入る隙が無く、それ以上は望めず創造の余地がない完璧は科学者にとって絶望であると考えるマユリは、完璧を理想とするザエルアポロを科学者とは認めず辛辣な言葉を残し心臓を貫いています。

「世界には完璧な物など存在しないのだヨ。 陳腐な言い回しになるがネ、それは事実だ。 なればこそ、凡人どもは完璧に憧れ、それを求める。 だがネ、完璧に何の意味がある? 何も無い。何も、何一つだ。 私は完璧を嫌悪する!! 完璧であれば、それ以上は無い。 そこに創造の余地は無く、それは知恵も才能も立ち入る隙がないと言う事だ。 解るかネ? 我々科学者にとって、完璧とは絶望だヨ。 今まで存在した何物よりも素晴しくあれ、だが、けして完璧であるなかれ。 科学者とは常にその二律背反に苦しみ続け、更にそこに快楽を見出す生物でなければならない。」

「完璧などという頓狂な言葉を口にした瞬間に 既に君は敗北していたのだヨ」

 

その考え自体は後の篇でも貫かれるものとなりますが、自身の夢を叶え続けてくれる人物に対してマユリはある複雑な感情を持つこととなるのでした。

 

では

 

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