開幕から6勝1敗と絶好調、さらにトーマスが戻っており万全の状態で望めるアーセナル。対するトッテナムも5勝2分と好調であり、白熱したノースロンドンダービーが期待出来そうです。
ということで先日行われたアーセナルvsトッテナムの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
アーセナルは守備4-2-1-3の4-2-3-1、対するトッテナムは守備5-4-1の3-4-3を採用していました。
試合はアーセナルが外切りのハイプレスと、サイドバックのホワイトが絞り気味にポジションを取りジンチェンコが内、外とポジションを変化させるビルドアップでボールを保持していきます。しかしトッテナムもコンパクトな5-4-1のブロックを作りケインを起点とした両ウイングを生かしたロングカウンターで応戦し共に持ち味を出していきます。
先手を取ったのはアーセナル。サカのドリブルやマルティネッリの裏抜けでサイドで優位性を作り揺さぶりを掛けると、下がったディフェンスラインの隙を突くトーマスの素晴らしいミドルが決まり、先制します。
しかしトッテナムもリシャルリソンの突破をマガリャンイスが倒してしまいPKを獲得。ノースロンドンダービーの王(13得点)ケインがきっちり決め同点に追いつきます。
トッテナムはその後ダイヤーを1列上げたビルドアップで押し返そうとするも得点は生まれず前半を終えます。
後半
後半アーセナルはホワイトの攻撃参加を増やして両サイドからの攻撃を活性化させると、サカのシュートのこぼれ球をジェズスが押し込み勝ち越し点を決めると、追いつきたいトッテナムはラングレを前に出した4バックのビルドアップで攻勢に出ようとします。
しかしエメルソンがマルティネッリへの不用意なタックルを仕掛けてしまい退場に追い込まれると、アーセナルがジャカが味方との連携からシュートを決め追加点を与えます。
その後コンテ監督は4枚替えでバランスを整えることに終始。アルテタ監督も次の試合を見据えた交代を行いそのまま試合終了。今季初のノースロンドンダービーはアーセナルの快勝で幕を閉じることとなりました。
総評
アーセナルはトッテナムの5バックをセンターバックの攻め上がりや素早い揺さぶりによりズレを作り、サイドを連携で崩す、そしてディフェンスラインが下がればミドルで仕留める。正に5-4-1のブロック守備の崩し方を見事に示したと言えます。さらに個のクオリティも申し分なく、サリバはロングカウンターの起点潰しに加えて組み立ても秀逸で攻守共に活躍、トーマスは先制点に加えて判断力の良さが際立ちゲームをコントロールしました。
さらにジェズス、ジャカも質の高いプレーを見せ(先制点後のジャカのプチミーティングは感動ものでした。)、組織、個共の完成度の高さを示すことが出来ました。
一方トッテナムも押し込まれながらもロングカウンター、そして様々なビルドアップの型を見せる等コンテ監督の狙いは見えました。
しかし代表戦の疲れか肝心の選手の動きが重く、特に大きな武器である左サイドのペリシッチ、ソンはその影響を色濃く出ている状態に。アウェーである事、アーセナルの調子の良さを考えるとそこまで心配はしていませんが、右ウイングバックの人選を含め、メンタル面で今後どのように持ち直すか注目です
快勝を果たしたアーセナル。レギュラーのクオリティは確かなものであるので、トーマスが怪我をしないことを祈りながら今後も見守っていきたいです。
では
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