今回は主要欧州クラブの2023-2024シーズン総括を書いていきたいと思います。
7回目は「トッテナム」です。
リーグ 勝ち点66 20勝 6分 12敗 74得点 61失点 5位
FAカップ 4回戦敗退
リーグカップ 2回戦敗退
基本布陣
過去記事はコチラ↓↓
①山場で4連敗を喫し、出場権を逃す
シーズン序盤は好調であったもののマディソン、ファン・デ・フェン等攻守共に怪我人が続出して失速。一時期サイドバックのエメルソン、ベン・デイビスをセンターバックで起用せざるを得ない状況まで追い込まれます。
それでも冬にドラグシンとヴェルナーを獲得、怪我人も徐々に復帰し復調の気配が見えたシーズン終盤の山場(ニューカッスル、アーセナル、チェルシー、リヴァプール戦)でまさかの4連敗。アストンビラの不振に付け込む事が出来ず、最終的にチャンピオンズリーグ出場権外の5位でフィニッシュ。当初の目標を果たす事が出来ませんでした。
②攻守共にシーズンを通して奮闘
しかしポステコグルー監督が志すアグレッシブなアタッキングサッカー(戦術的にはかなりハイリスクですが)はファンだけでなく選手達の心も掴みポジティブな形でシーズンを終えることに。
特に怪我人続出時にもコンスタントにピッチに立ち攻守に素晴らしい働きを果たしたポロ。メンバーが揃わない守備陣の中でも神がかったセーブを連発したヴィカーリオ。そして慣れないセンターフォワード起用でも持ち前の決定力を発揮し17得点を挙げたソン・フンミンは年間を通して高いパフォーマンスを見せました。
③強化ポイントとは外れる補強の噂
しかし来シーズンチャンピオンズリーグ出場権を獲得し再び優勝争いに加わる為には、ケインが抜け最後までその喪失感を埋められなかったセンターフォワード、そしてポロ、ウドジェとレギュラー陣の質は高いもののバックアップに不安があるサイドバックの獲得は必須で、今夏の動きが期待されます。
ただヴェルナーはレンタル延長したものの適性は2トップとウイング、さらに獲得が噂されているのは久保(ソシエダ)やグドムンドソン(ジェノア)等ウイングの選手がメイン。果たして強化ポイントの補強が出来るのか、今後に注目です。
ただシティ戦を前にポステコグルー監督がクラブ体質を批判する等、内側は変わっていない状況。モウリーニョ、コンテ監督ですら行う事が出来なかったクラブ体質の改善は行われるのか、来シーズンのタイトル獲得に期待です。
では
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