今回は10月23日に控えた2025年ドラフト会議について書いていきたいと思います。正直ドラフト候補選手に関しては知識が薄いので、阪神にとって足りないポジションや役割を重点的に書いていきます。
因みに昨シーズンのドラフト1位で加入した伊原投手は28試合登板(うち先発17試合)で防御率2.29、5勝7敗を記録し新人王候補にも。後半戦は失速したもののルーキーとしては申し分ない成績を残したと思います。
また3位の木下投手も11試合に登板しプロ初ホールドをマーク。三振もしっかり取れており今後は1軍定着&勝ちパターンに食い込む事が期待されます。
そして何より際立っていたのが工藤投手、早川投手と2人の新人育成選手が支配下を勝ち取ったことで、工藤投手は初ホールド、早川投手は初勝利を記録。二人共確かな爪痕を残しており、今後中継ぎ、先発陣の柱となる事が期待されています。
他選手も2軍が主戦場だったものの今朝丸投手は確かな成長を見せ、町田選手も一時期は捕手の3番手に押される事も。佐野選手も未出場ながら1軍に呼ばれており、今の所は大きなトラブルなく成長し続けてくれていると思います。
①「大型野手」が注目の的に
そんな中今年のドラフトは「大型野手」が注目の的に。今年の目玉となりそうなスラッガーの立石選手(創価大学)に加え、強肩強打の捕手と評価されている小島選手(明治大学)、こちらもパンチ力のある松下選手(法政大学)と有望株がいます。
元々絶対数が少なく、この投高打低の状況でホームランの期待出来るスラッガーは希少種に。かなりの争奪戦が予想されますが、参戦する価値は大いにあると思います。
②1位以外の上位指名は投手に
そして2位以降ですが、現状の阪神の強化ポイントは
・将来メジャー挑戦が予想される才木、佐藤輝選手の代わりとなりうる人材
・坂本、梅野選手に続く捕手
・不足感がある救援右腕と先発左腕
となっていますが、上記のようなスラッガータイプを獲得すると佐藤輝選手の後釜候補には目途が。捕手も仮に小島選手を獲得してもDHにも回せることを考えると(オリックスの森選手ルート)1位以外の上位指名は投手になりそうです。
③大型野手が獲れるかどうかがカギになりそうなドラフトに
ただそんな中で素材型として獲得しておきたいのは内外野の人材。特に外野手は井坪選手以降高卒選手を獲得していないので、一人は獲得したい所です。
また内野手も出来れば素材型を獲得しておきたい所で、将来の投資も怠らずに行っていきたい所です。
それを踏まえて予想は
1位 上記の3人のうち一人
2位 即戦力左腕
3位 即戦力右腕
4位 素材型の外野手
5位 素材型の内野手
6位 素材型投手
となっており、大型野手が獲れるかどうかがカギになりそうなドラフトに。
ドラフト開催日は10月23日。今から楽しみです。
では
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