今回はマンチェスターユナイテッド移籍が決定したラスムス・ホイルンド選手について書いていきたいと思います。
経歴
ホイルンド選手は2017年にFCコペンハーゲン(デンマーク)のユースに入団すると、2020年にトップチームに昇格。昇格直後のシーズンは僅かな出場時間に留まりましたが、翌シーズンには主にカンファレンスリーグで活躍し5得点を挙げます。
それでも中々出場機会は増えず、2022年1月にSKシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)に移籍。移籍後初戦で2ゴールを挙げる等、半年で6ゴールを挙げる活躍。
さらに翌シーズンも序盤からゴールを重ねると、移籍市場終盤でアタランタ(イタリア)に移籍。当初は出場機会が限定されるも中盤戦からゴールを積み重ねると、最終的に9ゴールをマークし、やや停滞気味だったアタランタを5位まで引き上げる活躍を果たします。
そして今シーズンストライカーを欲していたマンチェスターユナイテッド(イングランド)に7500万€で移籍。デビューして僅か3年でビッグクラブのエースストライカーとして迎え入れられることとなりました。
デンマーク代表では2022年に初招集。同年のカタールW杯には招集されませんでしたがユーロ2024予選のフィンランド戦ではハットトリックを決める等将来が嘱望される存在となっています。
①圧倒的な技術と推進力
ホイルンド選手の特長は「圧倒的な技術と推進力」です。
足元の技術に優れ、柔軟なテクニックを生かしたキープは中々奪うことは出来ません。またフィジカル能力にも優れており、その推進力を生かしたドリブルはスピード満載で、特にカウンター時に威力を発揮します。
またゴール前での飛び出しも迫力抜群で、特に左ハーフスペースから左足でシュートを打ち抜く形は彼の得意としているゴールパターンとなっています。
そして守備意識も高く献身的にボールを追いかけてくれます。
そのプレースタイルや容貌、利き足からは「ハーランド2世」とも呼ばれています。
②足元にボールを欲しがり過ぎる傾向が
ただ自身の技術に絶対的な自信があるのか足元にボールを欲しがり過ぎる傾向があり、攻撃に奥行きをもたらす存在というよりはその奥行きを使う役割を得意としています。
またその高身長(192㎝)の割には空中戦を得意としておらず、ポストプレーも苦手な部類であり、役割的には2トップのセカンドストライカーが適任であると思われます。
そう考えるとハーランドというよりは少し前のルカクに近いタイプであると言えます。
③赤い悪魔の最後のピース
ただユナイテッドでは1トップで起用される予定で、両ウイング(アントニー、ラッシュフォード)にソリストタイプの選手を揃えるチーム状況ではウイングとの連携で点を決める形より、後方からのクロスやパスを引き出してのフィニッシュの形が多くなりそうです。(ガルナチョ、サンチョはまた違うタイプのウイングなので連携面では期待出来ます。)
そういう意味ではブルーノ・フェルナンデスやマウントとパサーは揃っているだけにオフザボールの質を上げて彼らといかに良好なコンビネーションを築けるか、エースとして飛躍する為のカギとなってきそうです。そういう意味では代表でも同僚のエリクセンが助けになってくれそうですね。
赤い悪魔のラストピースと見なされているホイルンド選手。プレースタイルが勘違いされやすい選手であると思うので、テン・ハーグ監督の起用法も注目です。
では
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