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クリスティアン・エリクセン~稀代の司令塔がイタリアへ~【特集】

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出典:ゲキサカ

トッテナムの司令塔クリスティアン・エリクセン選手のインテル移籍が決まりました。移籍金は2000万ユーロで4年半の契約とのことです。

 

①稀代の司令塔

エリクセン選手は両足のキック精度の高さと広い視野、状況判断の速さを武器とする司令塔だと個人的に思っています。常に首振りを行いピッチを上から見渡せるような広い視野を確保したうえで相手が嫌がるスペースを瞬時に把握し、多彩なキックで相手の急所を突くようなパスやシュートを繰り出します。また運動量も豊富で守備も怠らない献身性もあり、適切なポジションに居ることが多くプレスにさらされボールを失うことは滅多にありません。現代における司令塔としては理想的な能力を高レベルに持ち合わせていると思います。

しかしフィジカル面は平凡で高さは無く、独力で突破出来るスピード、タイトな守備力は持ち合わせてはいません。しかし状況判断の速さで補っている部分も多くフットボールIQの高さが感じられる部分は多々あります。

 

インテルでの役割

新チームでのインテルではおそらくインサイドハーフの一角を担うと思います。攻守において高い運動量とインテンシティーの速さを求められるポジションですが十分フィット出来るとは思います。また今のインテルはややリズムが単調になる傾向があるのでいいアクセントとなりえる存在であると思います。またブロゾビッチの負担軽減の為トップ下起用もあり得るとは思います。しかし大幅な戦術変更が必要な為来季以降になりそうですが。コンテ監督の起用法に期待したいです。

 

トッテナムの思惑

トッテナムのレビー会長は「やり手会長」として有名です。特に主力選手の放出の際、相手に最大限の条件を引き出す手腕に長けている方です。なのでこの移籍に契約満了が近づいているとはいえ「たったの」24億円しかかからなかったのは疑問符が付きます。まあ他の条件をふんだんに盛り込んであるとは思いますので契約満了前の売却は成功したと言えます、しかし戦力的にはほぼ「唯一」司令塔的な能力を持つ選手がいなくなってしまったので相当攻撃面でのオーガナイズに苦しみそうです。タイプは違いますが個人的にはエンドンべレには期待したいです。

 

では