今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 6-0 ヤクルト ○青柳 2勝
阪神 0-1 ヤクルト ●ウィルカーソン 1勝1敗
阪神 11-3 ヤクルト ○ガンケル 1勝3敗
5勝 20敗 1分 73得点 102失点 6位
①再び連敗ストッパーに
先発は青柳投手。初回大山選手が2ランを打ち、早々に先制を果たします。
しかしその裏2アウト満塁のピンチを迎えますが長岡選手を三振に取り切り抜けると、2回からはゴロアウトを積み重ねアウトを量産します。ヤクルト先発高梨投手も2回以降は立ち直り、6回のチャンスも青柳選手が気迫を見せるも三振。追加点を挙げられません。
すると6回青木選手に2ベースを打たれ大ピンチに。しかし山田選手、村上選手を連続三振に取る圧巻の投球を見せピンチを切り抜けると、7回1アウト2塁のチャンスに佐藤輝選手がツーベースを打ち追加点を挙げると、2アウト1,3塁のチャンスを再び作りロハス選手がレフトポール直撃の3ランを放ち6点差にします。
青柳投手はその後もアウトを積み重ねそのまま完封勝利。27アウトの内17アウトをゴロで取りながらも要所要所で三振を奪う素晴らしい投球でチーム唯一の2連勝。再び連敗ストッパーになり、同時にビジターの連敗を12で止めることになりました。
②初回の無得点が大きく響く
先発はウィルカーソン投手。初回打線は1アウト満塁のチャンスを作るもロハス、小野寺選手が凡退し先制点を挙げられずにいると、2回からヤクルト先発石川投手にリズムを作られてしまい凡退の山を築きます。ウィルカーソン投手も負けずに好投を続けるも4回青木選手に1発を浴び先制を許します。
追いつきたい打線ですが石川投手を攻略出来ず、その後の梅野、田口、マクガフ投手も攻略出来ず完封負け。初回の無得点が大きく響いた試合となりました。
③2020年ドラフトコンビのアベック弾
先発はガンケル投手。初回佐藤輝選手に本塁打が出ると、さらに中野選手にも本塁打が出て早々に4点を先制します。ガンケル投手はその裏2アウト1,2塁のピンチ、2回にも2アウト3塁のピンチを招きますが何とか切り抜けると、3回ノーアウト1,3塁のチャンスに中野選手のタイムリー、そして梅野選手のセカンドゴロの間に1点を追加。
4回にヤクルトに2点を返されるも、6回相手のミスもあり1点、7回には小幡選手のプロ初ホームランで2点、8回には中野選手の犠牲フライと島田選手のタイムリーで11得点。
投げてはガンケル投手は苦しみながらも試合を作り、岩貞投手は誤算だったものの反撃を1点に抑えそのまま試合終了。2020年ドラフトコンビのアベック弾もあり今シーズン初の二桁得点の勝利となりました。
総評
これで2カード目の勝ち越しとチーム状態は確実に良くなっています。特に変わったのは走塁面で、中野選手に盗塁が戻ってきたことで積極性が出てきて、自慢の機動力を徐々に生かせるようになっています。まだ昨シーズンのような機動力野球は出来ているとは言い難いですが、確実に走塁面は良化されていると思います。
ただ大山選手の怪我は気がかりで、彼が抜けるとなれば実質終戦なので非常に心配な所です。
また先発投手は変わらず安定しておりガンケル投手もやっと1勝と勝ち星が付きました。後は伊藤将投手の復帰と秋山投手の復調待ちですが、小川投手も好投をしたのでチャンスは与えてあげて欲しい所です。
後は首脳陣の試合中の判断です。過去3シーズンは所謂個の質に頼り切っていた所があり今シーズンもそれは変わっていません。まだまだ行っている野球自体は大味で1点1点を繋いで取るような攻撃は散発的で、4シーズン目となっている矢野監督始めとする首脳陣は、選手の成長を見せるだけでは無く自身の成長も見せて欲しい所です。
では
阪神 タイガース レプリカユニフォーム 昇華プリント 個人名無し プリント ホーム用 限定品 12JRMT8400
|
|