今回は阪神タイガースのCSの展望について書いていきたいと思います。
相手はセリーグ3位の巨人です。
①「底辺」を抜けた恐ろしさ
今シーズン13勝9敗3分と14年ぶりに勝ち越しましたが、巨人は今シーズン主力の不振や怪我に悩み、戦力がほぼ揃わないままシーズンを終えました。特に打撃陣は不振に陥り、岡本選手や丸選手の深刻なスランプ、外国人選手の退団(スモーク、テームズ、ハイネマン)等も重なり特に終盤戦で得点力不足に悩みました。
しかしそこは「球界の盟主」巨人、抱えている戦力はセリーグでもぶっちぎりで、彼らが不振から抜けると正直太刀打ちは難しいと思います。
更にペナントレースは「底」の状態で終わり、これから上がるしかない状態。彼らの復調は驚異以外何ものでもないでしょう。
②気になる「巨人キラー」の調子
そこで注目していきたいのは初戦に登板予定の高橋遥人投手。今シーズン巨人戦2試合登板で無失点、16イニング24三振と圧倒的な内容で抑えられています。昨シーズンも3勝(3敗、、、)を挙げており、すっかり「巨人キラー」として定着しています。
しかし最終登板となった中日戦でアクシデントで負傷交代、当初はクライマックスシリーズでの登板には間に合うとのことで順調に調整となっていましたが、ここに来てノースロー調整をする等雲行きが危うくなっています。元々怪我が多い投手なので万全でなければ将来の事を考えて登板回避も考えて欲しい所ですが、首脳陣の判断に注目していきたいです。(初戦先発が決定。やや心配な所ですが彼に懸ける他ありません。)
②誰が「軸」となれるか
対する巨人先発はエース菅野投手、今シーズンは怪我や不振に陥りましたが大舞台での登板の勝負強さはピカ一(2018年にはCSでノーヒットノーランを挙げています。)で、苦戦が予想されます。
そこで対する打線ですが、阪神も巨人と同様終盤は貧打に苦しみました。大山選手は怪我の影響もあったのか中々コンスタントな働きは出来ず、マルテ選手は終盤は完全に沈黙、サンズ選手は息切れを起こし2軍調整、佐藤輝選手も長い不振から抜け出せずにいます。ロハス選手の調子は良さそうですがまだ未知数な部分は多いです。
そんな中奮闘していた近本選手が怪我でCSを万全な状態で迎えることが出来ず、現状木浪選手や島田選手等いいイメージを持ってシーズンを終えた選手達の抜擢に懸ける他ありません。そして前述した中軸となるべき選手が二人調子を取り戻してくれると十分戦える布陣になるとは思います。誰が打線の「軸」となれるか、首脳陣の起用法も注目される所です。
ペナントレースとは違う「短期決戦」。矢野監督は1昨年前いい印象を持った戦い方をしていたので(ファイナルの巨人戦は単純な力負けであったと思います)、期待したい所です。
では
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