きちのうすめ雑記

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ジェリー・サンズ(2020年)~得点圏の鬼~【特集】

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今回は2020年阪神タイガーズのジェリー・サンズ選手について書いていきたいと思います。

 

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出典:スポニチ sponichi annex

今シーズンの成績

110試合 .257   19本 64点  2盗  出塁率.363 OPS.814 四死球64 三振106

 

①勢いに乗ったホームラン

サンズ選手は「KBO打点王」の触れ込みで入団しましたが、正直あまり期待していませんでした。やはりロサリオ選手の一件もあり、本人の環境への適応能力を考えてもどうしてもあの悪夢が蘇ってしまいました。

オープン戦、練習試合でもさっぱりで、開幕は2軍でスタートしそのままフェードアウトしてしまうのかと本当に心配していましたが、開幕から打線が絶不調で起爆剤として1軍に合流します。そしてDeNA戦で守護神山崎投手から起死回生の逆転ホームランを放ち勢いをつけるとその後もコンスタントにタイムリーを放ち活躍を続けます。 

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活躍出来ないと決めつけていて本当に申し訳ございませんでした。

 

②得点圏の鬼

その後サンズ選手は打ちに打ちまくります。特に中盤戦まではセリーグno1の得点圏打率を誇っており(一時期5割を超えていました)「得点圏の鬼」と化していました。

またその好調ぶり&ボーア選手の不安定さから一時期4番を務める等、攻撃の中心として活躍しました。また時には大きすぎる期待をかけられる大山選手の負担軽減にもなりました。

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いずれにしても序盤戦2勝8敗の不振からの巻き返し&貯金生活に繋がったのではサンズ選手の活躍し無しでは成し遂げられなかったものです。

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③終盤の失速と見えた弱点

 その後終盤に大きく失速してしまいます。1発を狙い過ぎていたこととデッドボールでの怪我が響いたとされていて、最終的にはあまりパッとしない数字に落ち着いてしまいました。また変化球には滅法強いものの速いストレートが苦手な印象が強く今後も対策が立てられそうです。

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シーズン終了後には勿論契約延長の打診が行われ、年俸150万ドル(約1億5500万)の単年契約を結びました。阪神2年目は友人でもあるロハス(契約合意が伝えられています)とレフトのポジション、同じく契約延長となったマルテとファーストのポジションを争うことになります。

 

2軍から評価を爆上げし、瞬く間に中軸に務めたサンズ選手。新シーズンでも「ハッピーハンズ」を連発して欲しいですね。

 

では

 

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