今回は阪神加入が決定したメル・ロハス・ジュニア選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績(KBO)
142試合 .349 47本 135点 0盗 出塁率.417 OPS1.097 四死球65 三振132
①争奪戦の末に
ロハス選手は右投両打の外野手で今年30歳になる選手です。メジャーの出場は叶わなかったものの、2017年韓国リーグ(KBO)に移籍してからその打撃センスが開花し、2017年はシーズン途中の加入にも関わらず18本塁打、2018年は43本塁打で大活躍、2019年にはNPBのベストナインに相当するゴールデングラブ賞を獲得しました。
そして昨シーズンは47本塁打135打点で打撃タイトル2冠を獲得。自身もシーズンMVPに選ばれました。
打高投低と言われる韓国リーグながら3年連続100打点、20本塁打越えは魅力的で、オフには争奪戦が勃発。複数の球団が興味を示し、一時は巨人濃厚かとされましたが阪神が合意をしたと報道し獲得が決定しました。
年俸は推定2.6億円の2年契約とのことです。
②両打と三振の多さ
ロハス選手の特長は両打ちであることと長打力の高さです。特に両打は所謂「外スライダー」と呼ばれるNPBの決め球に対して対応が容易になり、そこに対する心配は余り無さそうです。また長打率は驚異的な.680で韓国リーグのレベルを差し引いて考えても魅力的な所です。
ただ気になるのは三振です。空振り率が高くサンズ選手と比べても高いのは気になる所で「当たれば飛ぶが基本扇風機」状態にならないか心配です。特に「誘い球」が多いNPBでは相当苦戦することが予想されます。
③メジャーへの想い
ただロハス選手には活躍出来る大きな要因があります。それは「メジャーへの想い」です。
ロハス選手は2018年オフにメジャー復帰を模索しており断念した過去があります。今回の阪神移籍もドリス、ジョンソンのメジャー復帰→活躍したケースがあったことが大きかったと思います。
メジャーからの「年金生活」ではなく、兼ねてからメジャー復帰を目指しているロハス選手のモチベーションは非常に高いものがあり、積極的に適応しようとするでしょう。また親交があるサンズ選手の存在も阪神移籍を後押ししたと思われます。
右も左もわからない状態での友人の存在は非常に大きく、日本にも早くなじめるでしょう。陽気で明るい性格もプラス材料です。
まずはNPBにいかに適応出来るか。来日が楽しみな選手です。
では
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