今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-1 巨人 ○青柳 12勝5敗 スアレス 1勝1敗40S
阪神 2-2 巨人
阪神 3-0 巨人 ○岩崎 2勝4敗1S スアレス 1勝1敗41S
73勝 54敗 8分 512得点 495失点 2位
①14年ぶりの勝ち越し
先発は最多勝争いにも絡みたい青柳投手。2回打線は巨人先発のメルセデス投手を攻め立てると、2アウト満塁のチャンスで近本選手が2点タイムリーを打ち先制点を挙げます。
そして5回にも1アウト満塁のチャンスを作りますが糸原、ロハス選手が凡退。また6回にも2アウト3塁のチャンスを逃すと6回、丸選手のタイムリーで1点を返されます。
さらに7回にもピンチを招きますが何とか切り抜けると、8回は岩崎投手、、、ですが満塁のピンチを招いてしまいます。しかしスアレス投手が回跨ぎで試合を締めくくり試合終了。
大山選手が怪我で休養したこともあり不安な試合でしたが、14年ぶり(!?)の対巨人戦シーズン勝ち越しを決めました。
②中継ぎの踏ん張りと坂本選手の頑張り
先発は西投手。初回からピンチを招くと岡本選手に犠牲フライを浴び先制されますが2回坂本選手のタイムリーで同点に追いつきます。
ただその後も西投手は不安定な投球で、2回にも内野ゴロの間に失点するとアクシデントで降板し不穏な空気が流れます。
しかしそこで踏ん張ったのはその後の中継ぎ陣でした。緊急登板になった馬場投手が1回1/3を見事に抑えると、4回に再び坂本選手が巨人菅野投手から見事なホームランを放ち同点に追いつきます。そして3番手には今季初中継ぎ登板となった伊藤将投手が3イニング、そしてアルカンタラ投手が2イニングをしっかり抑えます。ただ打線もその後沈黙、9回にはスアレス投手がピンチを招くもしっかり抑え引分。中継ぎの踏ん張りと坂本選手の頑張りが見えたものの、近本選手のみが奮起していた打線(3安打)は終始低調のまま痛い引き分けとなりました。
③伏兵の活躍
先発は高橋遥投手。試合は巨人先発山口投手と投げ合うこととなり高橋遥投手は2回、山口投手は4回にピンチを招くも共に抑える等先制点は許しません。
また7回にもチャンスを作りますが生かしきれず、8回まで0行進が続きます。そして高橋遥投手は7回1安打無失点と完璧な内容でしたが援護が無くマウンドを降ります。
しかし引き分けも見えた9回、中野選手と近本選手が連続ヒットで出塁しますが後続のマルテ、糸原選手が凡退。このまま終わりかなと思いましたが、6番板山選手が執念の2点タイムリーツーベース、さらに木浪選手が2点タイムリーツーベースを放ち土壇場で3点を先制。そして9回裏にスアレス投手が抑えゲームセット。
伏兵の活躍で対巨人最終戦を終えました。
総評
大山選手は怪我、梅野選手が不振でスタメン落ちとかなり打線に問題がある中、光ったのは「伏兵」の活躍でした。2戦目は坂本選手は全打点を叩き出す活躍、そして3戦目は板山、木浪選手と悔しいシーズンを送っている選手達が奮起してくれました。
投手でも西投手がマウンドから降りた後に馬場投手、そして伊藤将投手が見事な投球で試合を引き締める等素晴らしい活躍を見せました。
このような普段試合に出れない選手の活躍は今シーズンの阪神にあまり無かったことで(スタメンが固定されがち)、特にこの苦しい時期での活躍は非常に嬉しい限りです。
正直シーズンが難しいのは確かですが、これから戦うCS以降の戦いに弾みを付けるもので、ここで活躍した選手はこのままの勢いで「ラッキーボーイ」的な働き(2年前のガルシア投手みたいな活躍)を期待しています。
では
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