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望月惇志投手、山本泰寛選手、 板山祐太郎選手退団~剛速球を持つも怪我や制球に悩む~【プロ野球】

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今回は阪神タイガースから退団が決まった望月惇志投手、山本泰寛選手、 板山祐太郎選手選手について書いていきます。

 

①剛速球を持つも怪我や制球に悩む

まずは望月惇志投手です。

出典:スポニチ sponichi annex

2015年に横浜創学館高校からドラフト4位で阪神タイガースに入団すると、1年目に早くも150㎞を超える剛速球を記録。高卒ルーキーながら1軍初登板を果たすと153㎞を計測する等将来を嘱望されました。

しかしシーズン終了後に右ひじを負傷すると、翌年には開幕後に腰痛を発症しオフに手術。それでも復帰し2018年後半には1軍で主にビハインド時に起用され37試合に登板。

2019年には159㎞を計測し、先発として起用もされクライマックスシリーズでも登板する等経験を積んでいきました。

ただ2020年からは兼ねてから課題であった制球面の不安が露呈化して序列が低くなると、2021年には深刻化して2軍でも大荒れの状況に。

育成契約を結び2年間プレーするも右肩の手術もあり復調には至らず。今オフに自由契約に。魅力ある剛速球を持つも怪我や制球に悩まされる事となりました。

 

②内野固定の弊害を受ける事に

次は山本泰寛選手です。

出典:スポニチ sponichi annex

2020年末に巨人から金銭トレードで加入した山本選手は、内野全てを守れるユーティリティープレーヤーとして期待され2021年シーズン開幕1軍でスタート。4月3日の中日戦では「野球人生初」というサヨナラ安打を放つ等確かな活躍を見せました。

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その後虫垂炎による離脱もあり継続的に1軍に帯同することが出来なかったものの、内野の守備面で重用されました。

2022年も開幕を1軍で始めると開幕から不振に陥っていたチームの中で様々なポジションでプレー。また打撃面でも移籍後初の本塁打を放ち、5月5日のヤクルト戦では2アウト満塁から押し出しの四球を選びサヨナラ勝ちに貢献する等確かな活躍を見せていました。

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しかし2023年シーズンは内野を固定したことやサブメンバーが主に代打、代走メインになったことで持ち前のユーティリティー性を発揮する場面が無く、1軍昇格は無いままシーズンが終了。

内野固定の弊害をモロに受ける事になり、オフに戦力外通告を受ける事となりました。

 

③大きな期待を受けるも

最後は板山祐太郎選手です。

出典:スポニチ sponichi annex

2015年にドラフト6位で亜細亜大学から阪神タイガースに入団した板山選手は身体能力の高さ、そして内外野こなせるユーティリティー性を評価されていました。

するとプロ1年目となる2016年には新人選手では19年ぶりとなるクリーンナップで起用される等積極的に起用され40試合に出場しフレッシュオールスターでも優秀選手賞とホームラン賞を受賞し将来が楽しみな状況となります。

しかし翌年は首脳陣が実利主義の起用を進めた為に出場機会が激減、それ以降も散発的に1軍に呼ばれるも結果は残せず、主に2軍を回す役割に甘んじていました。

ただ2022年オフに就任した岡田から期待されると、オープン戦序盤も好調を維持。しかし徐々に尻つぼみになっていきレギュラーの座を森下選手に奪われると、開幕戦でのスーパープレーはあったものの打撃面では全く貢献出来ず5月に2軍に降格。

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そのまま1軍に上がる事は無く、大きな期待を受けるもそれを生かせないまま戦力外通告を受ける事となりました。

 

山本選手、板山選手は現役続行を表明しており、今後もそのプレーに注目です。長い間ありがとうございました。

 

では

 

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