今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズンの最適解の考察を書いていきたいと思います。
あくまで個人的にですが選手の起用法、配置などについて書いていきたいと思います。
3回目は「アーセナル」です。
提案基本布陣
①ベストな起用法は見つかっている
開幕でブレントフォードに敗北、その後チェルシー、マンチェスターシティに完敗と最悪のスタートとなったアーセナル。しかしその後のリーグ戦は6戦無敗(4勝2分)と完全に息を吹き返しています。
その要因はやはり核になり得る選手(マガリャンイス、トーマス)の復帰、そしてアルテタ監督がしたいサッカーを体現できるメンバーが揃った(冨安、ベン・ホワイト、ウーデゴールの獲得)のは大きかったと思います。
そしてベストメンバーが揃ったと言えたトッテナム戦で3-1の完勝、次のブライトン戦では完成度の違いを見せられ大いに苦しんだものの、可能性のあるメンバーであると思います。他の苦しんでいるチームと比べると、ベストな起用法が見つかっているのはかなりのアドバンテージであると思います。
②固定すべき選手
しかしその後もアルテタ監督は試行錯誤を続けている様子があり、中々メンバーが固まっていません。
その理由としては
・ブライトン戦での印象が余りにも悪く、最適解では無いかと感じている
・ペペ、ロコンガといった高額で獲得した選手を出来るだけ活用したい
ことであると考えられます。しかしブライトン戦は相手を褒める出来であったのは間違いなく、ペペやロコンガの起用は守備意識の低さから非常にリスクが高いです。(冨安やトーマスが常にカバーして何度も数的不利に陥っている姿を見ています。)彼の守備意識の改善が無い限りターンオーバーや途中出場にトドメておく方が良いでしょう。
そしてサカの右ウイング起用は固定すべきであると考えます。その戦術理解能力と判断力、そして卓越したテクニックとスピードはカットインでより生き、サイドバックとの関係も良好で右サイドの攻撃の調整役としても優秀です。しかし下手に器用なため左サイドに入ることもあり、そこでも悪くないパフォーマンスを見せている為度々起用されています。ただ左サイドでのプレーは選択肢が限定されるので非常に勿体なく、ベストは右サイドであると思われます。
③まず勝利の積み重ねが重要
ただ昨シーズン、サカ、ウーデゴール、スミス・ロウの同時起用で勝ち点を多く勝ち取ったように勝利を積み重ね、チーム全体に自信を付けるのが先決であると思います。
その為今はある程度メンバーを固定してチャンピオンリーグ出場権までチームを引き上げるのが先決です。幸い最終ラインが固まっているのが安心な所です。
後はジャカが離脱したセンターハーフ。前述したようにロコンガは守備が軽すぎで、ナイルズ、エルネニーも攻撃面で問題があります。トーマスが圧倒的な存在感を見せているだけにいかにジャカ復帰まで彼らを上手く起用できるかが勝負でしょう。
その中で試したいのはウーデゴールのセンターハーフ起用。未知数な所はありますが、前述した選手のクオリティや彼自身の守備意識の高さを考えても試してみる価値はあります。また攻守で抜群の存在感を誇るラカゼットの先発起用も可能なので、是非試して欲しい所です。
最適解を既に見つけているが、使い続けるのに踏み切れないアーセナル。アルテタ監督の決断に注目です。
では
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