早くもビッグロンドンダービーが実現。対極のスタートを切った両チームの戦い方に注目です。
ということで先日行われたアーセナルvsチェルシーの感想です。
①相手選手を吊りだしスペースを作り続ける
アーセナルは守備4-2-1-3の4-2-3-1で前からチェルシーを嵌める形を取っており、対するチェルシーは守備5-2-3の3-4-3を採用していました。
開始からアーセナルはGKまでビルドアップを阻害する同サイド圧縮のプレスをかけて来ましたが、チェルシーはウイングバックを低い位置に配置しアーセナルサイドバックを吊りだしスペースを空けるとルカク、コバチッチ、リース・ジェームズの素晴らしい連携から先制点を挙げます。
更にチェルシーはボランチ、両ウイングが頻繁に落ちてくることによりアーセナルの選手を吊りだしスペースを作り続けると、下りてきたハヴァーツが起点となり逆サイドに展開されたところをリース・ジェームズがフィニッシュ。2点リードで前半を折り返します。
②これ以上ない結果で開幕2連勝
後半もチェルシーがボールを持つ展開になりますが、アーセナルはオーバメヤンを投入、機能しなかった前線を修正します。するとアーセナルは盛り返しチャンスも生まれていきますが決めきれず、チェルシーはカンテを投入し締めに入るとツィエク、ヴェルナーを投入し試運転を行う等の采配を見せそのままタイムアップ。
アーセナルは開幕連敗スタート、チェルシーはこれ以上ない結果で開幕2連勝を果たしました。
③周到な準備が実った完璧とも言える流れ
アーセナルは昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝のシティの如く前からプレスを敢行し実際上手く抑えられていたと思います。しかし、昨年と違うのはルカクの存在でした。抜群のキープ力と高さに合わせて判断力に優れた「怪物」は対峙するマリを圧倒し、先制点の起点&フィニッシュ役、そして2点目の橋渡し等申し分ない活躍を見せました。対するアーセナルの攻撃陣は元々サイドが本職のマルティネッリの1トップが全く機能せずサカも左サイドに配置され、スミス・ロウの推進力とペペのキックに欠ける他ありませんでした。正直完敗といってもいい内容でした。
一方チェルシーはこれ以上ない結果をもたらしたと思います。新加入のルカクを生かす布陣を採用、そしてアーセナルの守備に対する対応、さらに交代策で選手のマネジメントと完璧とも言える流れでゲームを進めていました。トゥヘル監督の周到な準備が実った結果であると言えます。
この勝利でチェルシーはロケットスタートを切ったと言えます。しかしシーズンは始まったばかり、必ず訪れる苦境にどう立ち向かっていくか注目です。
一方アーセナルはとにかくオーバメヤン、ラカゼットの本格復帰が待たれる所です。
では
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