今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第16回目は「アーセナル」です。
主な加入選手
ジンチェンコ(←マンチェスターシティ)
サリバ(←マルセイユ)
ジェズス(←マンチェスターシティ)
主な放出選手
レノ(→フルハム)
タヴァレス(→マルセイユ)
ラカゼット(→リヨン)
ペペ(→ニース)
基本フォーメーション
①絶好のスタートダッシュ
昨シーズン最終盤の失速でチャンピオンズリーグ出場権を逃したアーセナルですが、オフにジェズス、ジンチェンコをアルテタ監督の古巣であるマンチェスターシティから獲得。さらに将来有望なマルキーニョス、ファビオ・ヴィエイラを獲得する等後述する1ポジション以外は最高とも言える補強を展開しました。
そして開催されたプレミアリーグでは開幕から5連勝を記録。最終ラインではマルセイユからレンタルバックしたサリバが成長を示し、対人の強さだけではなくセットプレーからの得点源としても機能。また前線ではプレシーズンから好調を維持していたジェズスがそのままの勢いでシーズンに突入。圧巻とも言えるパフォーマンスを見せここまでリーグ4得点をマーク。
最高とも言える形でスタートダッシュを切りました。
②中核不在時の代役問題
しかし6節のマンチェスターユナイテッド戦に敗戦し連勝が止まります。その結果自体は特別問題視するものではないものの(アウェー&強豪相手)露呈したのはトーマス不在時の代役問題で、この試合で出場したロコンガは攻守においての強度不足、そして判断力の拙さを見せ明確な差を感じさせました。
この日怪我で欠場したエルネニーもあくまで代役でトーマスの穴を埋めきれるものでは無く、ジンチェンコ、ジャカはタイプが違うのと機能している役割から動かすのはややリスキーです。
ホワイトや冨安のコンバートという手もありますがトーマスの復帰により試用期間が無くなったことからいきなり採用するとは考えづらく、オフにドウグラス・ルイス(アストンビラ)、ティーレマンス(レスター)等一線級のセンターハーフを加えられなかったことは後々大きなダメージとなってくると考えられます。(トーマスの稼働率の低さから考えるとなおさらです。)
③目標はあくまでも
昨シーズン問題だった層の薄さを大幅に改善させ(特に守備陣)、強豪復権の足掛かりを掴んだチームですが、目標はあくまでもチャンピオンズリーグ出場権獲得です。
現状リヴァプールやチェルシー、マンチェスターユナイテッドがやや足止めを食っているもののシティ、トッテナムはリーグ戦においては盤石とも言える選手の質や層を確保しており、前述した3チームも復調を見せていることからトップ4争いはさらに激化していくことでしょう。
そんな中前述した明確な弱点(しかも中核部分です。)を持っているアーセナルがこのままの調子を続けられるとは思えず、早急に問題を解決しないと昨シーズンのような波が激しいシーズンとなってしまいます。
現状プレミアリーグトップレベルを戦うには厳しいロコンガの成長に託しシーズンを戦うのか、中盤にコンバートやシステム変更等テコ入れをして新たな戦い方を模索するのか、これまで確かな歩みを見せチームを強化してきたアルテタ監督の手腕に注目です。
では
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