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ガブリエウ・マガリャンイス~センターバックの新星~【特集】

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今回はアーセナル所属のガブリエウ・マガリャンイス選手について書いていきたいと思います。

 

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Getty Images

経歴

ガリャンイス(ガブリエウ・ドス・サントス・マガリャンイス)選手は2016年、アヴァイFCでプロデビュー、僅か1年でフランスの名門リールに移籍します。

しかしリールでは出場機会に恵まれずトロワ、ディナモ・ザグレブクロアチア)にレンタル移籍して経験を積みます。しかしレンタル先でもそれほど傑出した成績を残すことは出来ませんでした。

そして2019年リールに復帰しますが、レギュラーセンターバックのスアモロが負傷し出場機会を与えられると、そのチャンスを見事生かします。

2019-2020シーズンにはレギュラーとして24試合に出場し、チームの上位進出に貢献するとそのオフ、アーセナルが2600万€で獲得。一気にスターダムで上り詰めました。

アーセナルでも言葉の問題がありながらも中心選手としてプレー、今や無くてはならない選手になっています。

 

①無理が効く守備能力とカバーリング範囲の広さ

ガリャンイス選手の特長は「無理が効く守備能力とカバーリング範囲の広さ」だと思います。

地上、空中戦共に強く、特に局面での危機察知能力に長けています。相手の決定機に繋がるラストパス、ドリブルの場面で「最後の砦」としてゴールを守り、出足の早いインターセプトとアジリティーに優れた1対1でチャンスを摘み取ります。スピードもありカバーリング範囲の広さも定評があります

190㎝と大型な体躯をしており、1対1で躱されても多少は無理が効く身体能力を上手く生かしていると思います。

利き足の左から繰り出されるフィードも正確で攻撃の起点にもなり得ます。3バックの真ん中を務めるにはこれ以上ない素質を持っており、アルテタ監督が獲得を熱望したのもわかります。

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②足りない経験を補う準備と修正

しかしどうしても実戦経験が足りない為、飛び出しやボールの出しどころの判断を間違う場面が散見されます。ただ常に場面を想定したような守備をしており、準備力が高いので、試合数をこなすと解消されると思います。

また自らのミスを自らでカバーする場面もあり、即座の修正力も高くクレバーな選手であると言えます。

 

③世界最高のコンビ結成か

現在センターバックの選手層が厚いブラジル代表にはまだ未招集(U-20では出場済み)ですが、近々招集される可能性は十二分にあります。その際はチアゴ・シウバの代役として十分な働きが期待出来ます。 

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また現在世界最高峰のセンターバックであるマルキーニョスとのコンビも大きな可能性があります。ヂエゴ・カルロス(セビージャ)、フェリペ(アトレティコマドリード)などライバルも強力なので一筋縄ではいかないですが 是非招集される活躍をして欲しいです。

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「DF大国」ブラジルに新たなセンターバックの新星が登場してきました。アーセナルでの働きを今後も注目していきたいと思います。

 

では