今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
初回は「アーセナル」です。
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基本フォーメーション
①最高のスタートダッシュ
チャンピオンズリーグ出場権を目標に、ジェズスやジンチェンコをアルテタ監督の古巣マンチェスターシティから獲得する等精力的に強化を行いシーズン開幕を迎えたアーセナルですが、18年ぶりの開幕戦5連勝を果たし、最高のスタートダッシュを切ることとなります。6節マンチェスターユナイテッド戦では敗北するもその後9勝1分と申し分ない結果と内容で年を越すこととなりました。
特に相手によって守備の形を変えられる柔軟性は特筆すべき所で、サリバが復帰し攻守に渡り躍動した守備陣は鉄壁を誇っています。また攻撃ではジャカを高い位置に起用する采配が当たりジェズスが開幕10節で5ゴールを挙げる等絶好調。得失点は共にリーグ2位と抜群の安定感を誇ります。
②怪我人の少なさと代役の活躍
また主力の怪我人が少なかったのも躍進の大きな要因です。ここまでレギュラー7人がプレミアリーグ全試合出場。ウーデゴールも1試合欠場、トーマスは3試合とレギュラーが定まっていない左サイドバック、ジェズスが重傷を負ったセンターフォワード以外はほぼ固定でリーグを戦うことが出来ました。
また左サイドバックではジンチェンコ、冨安、ティアニーが入れ替わりに起用されるもそれぞれ良さを出しており、センターフォワードもエンケティアが昨シーズンの勢いのまま成長しており、ジェズスの穴を見事に埋めています。
またターンオーバーをしても一定のクオリティを示しており、(ヨーロッパリーグでも5勝1敗で首位通過しています。)アルテタ監督がチームに自身のフィロソフィーをしっかり落とし込み土台をしっかり作った積み上げが現れた形となっており、チームのまとまりがかつてなく固いのが伺い知れます。
③中盤センターを強化すれば19年ぶりの優勝も
ただ攻守において絶大な存在感を放つトーマスの代役は実質不在で、冬の移籍市場では彼の代役になり、そして彼と並んでプレー出来る選手の獲得は不可欠と言えます。
候補としては引き続きレスターのティーレマンスが挙がっており、ダニーロ(パルメイラス)も候補に挙がっています。
そして補強の目玉になりそうなのはムドリク(シャフタール)で、かなり本格的に動いているとのこと。ただシャフタールがかなり強気な金額を要求(8800万£とも)している事なので、余りにも高すぎるのであれば中盤センターの強化に全力を注いだ方がいいかと思います。(三笘獲得もそういう点では優先順位は低いと思います。)
センタフォワードに関しては戦術上では依存している訳では無く、ゼロトップ的な起用も考えられるので、あまり緊急性は高くないと言えます。
兎に角長年課題であり弱みであった中盤センターを強化出来るか、19年ぶりの優勝を目指すにおいては大きなカギとなりそうです。
では
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