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ベン・ホワイト~卓越したビルドアップ能力と機を見た持ち運び~【特集】

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今回はアーセナル移籍が決まったベン・ホワイト選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

経歴

ベン・ホワイト選手はサウサンプトンからブライトンのユースに入団。そして2016年にトップチームデビューを果たしますがその後はニューポート、ピーターバラとローン移籍を繰り返しキャリアを積んでいきます。

転機が訪れたのは2019-2020シーズンのリーズユナイテッドへのレンタル移籍です。「鬼才」ビエルサ監督の元でその才能を開花。全試合に出場しチームのプレミアリーグ昇格に大きく貢献しました。その後完全移籍の話もありましたが、ブライトンのポッター監督から高く評価されトップチームに留まると、シーズンを通してレギュラーとしてプレーしクラブの年間最優秀選手賞を受賞しました。

そしてオフにはユーロ2020のメンバーに招集され(怪我をしたアーノルドの代わりで)、ユーロ終了後にアーセナル移籍が決定。移籍金は5000万£と破格ですがクラブの近未来の中心軸としての働きが期待されています。

 

①卓越したビルドアップ能力と機を見た持ち運び

ベン・ホワイト選手の特長は「卓越したビルドアップ能力」です。右足のキック精度が非常に高く、長短含めた精度の高いパスで後方から攻撃を組み立てます。特に3バックの右で起用された際はパスの組み立てやロングフィード、そして機を見た持ち上がりでのボールの運びは一級品でブライトンでは大きな武器になっていました。

守備者としても粘り強い1対1やタイミングの良いスライディングを持ち合わせており、泥臭く戦える部分もある選手です。

また戦術理解能力も高く、緊急時にアンカー起用も出来る選手です。

 

②空中戦の弱さ

反面空中戦の弱さは課題で、空中戦で競り負ける場面が良く見られます。背は決して低く無いので(185cm)落下地点の予測や競り合いの初期動作など、事前のアプローチに課題があり今後改善すべき所です。

特にアーセナルでは4バックのセンターで使われているので、セットプレーや戦術的に狙い撃ちにされる可能性は高く今後改善すべき課題であると思います。

 

アーセナルの「土台」として

以前から可変してからの右サイドでのビルドアップに課題があったアーセナルにとってベン・ホワイト選手の加入は正に「悲願」でした。

彼の加入で可変時の右サイドのビルドアップが安定し、左に偏りがちだったアーセナルの攻撃に幅をもたらしてくれると思われます。

kichitan.hatenablog.com

 

ただ前述したようにアーセナルの現在の基本形は4バックなので、空中戦を含めた対人能力やカバーリング能力をより磨かないと苦しいかと思われます。

 

アーセナルの「土台」として期待されているベン・ホワイト選手。今後のプレーに注目していきたいです。

 

では

 

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