失望と希望が入り混じった後半でした。
てなことで今回は阪神タイガース シーズン3/4感想を書いていきます。
1/4、1/2感想はコチラ↓↓
まずは 「特例2020」での大幅入れ替えについて。球団の規定を破っての会食で新型コロナ陽性反応、、、しかも最年長の福留選手、キャプテン糸原選手も含まれていました、、、本当に失望しかありません。球団は処分を決めているようですが適正なものを願います。特に阪神の場合は感染リスクの高い選手がいる為、その意識の低さは余計に残念です。阪神ファンだけではなく全国のプロ野球ファンの方を裏切ったこの行為、球団は重く捉え改善すべきでしょう。
①戦績(対戦成績)
巨人 6勝 14敗 0分 64得点 91失点
ヤクルト 9勝 9敗 0分 81得点 71失点
DeNA 9勝 7敗 2分 72得点 83失点
広島 10勝 5敗 2分 83得点 60失点
中日 11勝 7敗 0分 84得点 59失点
45勝 42敗 4分 384得点 364失点 2位
9年連続負け越し、、、。対巨人戦の弱さは深刻です。特にセリーグの中では現状戦力的、監督的にも頭抜けている印象なので当然と言えば当然ですが最後まで戦い抜いて欲しいものです。エラーが、、、。
唯一の収穫は西投手が3勝していることです。高橋遥人投手しか巨人戦まともに勝てなかった投手陣の中で一人気を吐いています。
他球団で印象に残っているのは中日大野投手とDeNA佐野選手です。前者は圧倒的な投球で甲子園完封勝利を喰らい、後者はいつも打たれている印象があります。(対阪神.351)
②投手 ※名前赤字は1/2終了時からの新戦力
先発
西 16試合 8勝4敗 2.25 14QS
高橋遥 9試合 4勝3敗 2.07 8QS
ガンケル 24試合 1勝3敗 3.62 0QS 11H
青柳 15試合 6勝7敗 4.29 9QS
岩田 2試合 1勝0敗 2.31 1QS
秋山 13試合 6勝3敗 2.82 8QS
中継ぎ()は役割
谷川 8試合 0勝0敗 0H 9.82 (ビハインド時)
藤浪 13試合 1勝6敗 2H 5.85 (接戦時・セットアッパー)
齋藤 4試合 0勝0敗 0H 4.50 (ビハインド時)
能見 25試合 1勝0敗 3H 5.79 (ビハインド・接戦時)
横山 1試合 0勝0敗 0H 18.0 (ビハインド時)
桑原 5試合 0勝0敗 0H 3.86 (接戦時)
エドワーズ 7試合 0勝0敗 2H 4.26 (セットアッパー)
抑え
スアレス 39試合 2勝0敗 6H 19S 1.33
「特例2020」で選手の大幅入れ替えで最も深刻な状況になったのは中継ぎです。岩貞、岩崎、馬場投手が抜け、期待していた望月投手も打たれて再度2軍調整と火の車です。
現状セットアッパーでは藤浪、エドワーズ投手が起用されていますが、前者はそもそも中継ぎ経験が少なく、後者はまだまだセットアッパーに置く順序を経ていません。
そんな中支配下に置かれた横山投手の踏ん張りには期待したいです。球自体はまだまだ通用しているとは言えないものの、このチャンスを何とかモノにしていってもらいたいと思います。(※5日登録抹消、、、石井投手頑張れ!!)
先発陣は西、高橋遥、秋山投手は安定しているものの、ガンケル投手は2廻り目から打ち込まれる場面が多く中継ぎに適正あり、青柳投手は立ち上がりの不安定さ、対左打者に苦しんでいます。ガルシア投手もまだ目途が立っていない中、岩田投手の頑張りに期待したい所です。
③打線 ※名前赤字は1/2終了時からの新戦力
1近本(中) .296 9本 35点 22盗 .782
2北条(二) .200 1本 5点 1盗 .543
3糸井(右) .276 2本 23点 2盗 .758
4サンズ(左) .268 18本 57点 2盗 .870 ※得点圏.370
5大山(三) .281 24本 63点 1盗 .923
6ボーア(一) .242 15本 41点 1盗 .760
7梅野(捕) .270 5本 24点 5盗 .747
8小幡(遊) .229 0本 5点 1盗 .517
近本選手が好調を維持、大山選手が本塁打を量産と一時期サンズ選手頼みだった打線が活性化しています。また糸井選手が復調しているもの大きく、糸原、木浪選手の離脱も小幡選手の台頭、北条選手の奮闘でカバーし、今の所そこまでダメージがないのも大きいです。
ただ反面サンズ、ボーア選手が不調に喘ぎ、ついにスタメンから外れているのは気になる所ですが、最終盤に向けてしっかり調整していってもらいたいものです。
そして本当に大きかったのは梅野選手の復帰です。怪我した時にはどうなることやらと思いましたが最短で復帰。坂本、原口選手が頑張っていましたがやはり扇の要の復帰は大きく終盤戦へ大きな励みとなってくるでしょう。
では