先日新型コロナウイルス陽性が5選手と球団スタッフ2名に確認されました。その為「特例2020」により選手の入れ替えが大幅に行われました。
その為
糸原、木浪選手の二遊間が離脱
岩貞、岩崎投手の勝ちパターン投手の離脱
と主に二つの大問題が発生していますが、罹ったものは仕方が無いので何とか頑張って欲しいです。ただ球団のルールを破っての大人数の会食が行われていたというニュース、、、そして球団全体に感じられたモラルの低下、、、ファンとして本当に失望しました。
てなことで今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 3-6 ヤクルト ●西 7勝4敗
阪神 1-2 ヤクルト ●藤浪 1勝6敗
阪神 9-3 ヤクルト ○秋山 6勝2敗
41勝 39敗 4分 360得点 336失点 2位
①収穫と不安
阪神先発はエース西投手。懸念された二遊間は荒木選手、小幡選手が起用されました。早速阪神はサンズ選手のタイムリーで先制しますがその裏、青木選手に一発を浴びます。
対して2回ボーア選手が一発を放ち引き離すと4回小幡選手がタイムリースリーベースを放ち2点をリードします。しかしその裏エスコバー選手にタイムリーを挙げられ同点に、更に6回、スクイズのミスなどでチャンスを逃すとその裏タイムリーを浴び勝ち越しを許します。
7回にも2点を失いそのまま敗北。ショート小幡選手の頑張りは収穫ですが、中継ぎの能見投手はやはり球威が戻っておらず、接戦で起用されるには不安な内容となっていました。
②得点を取り続けるしか
阪神先発は久しぶりの先発登板のガンケル投手。二塁には北条選手が起用されました。1回いきなりガンケル選手が乱調でノーアウト満塁のピンチ、村上選手のタイムリーの1点で何とか抑え以降は不安定な投球を見せながらも何とか0封していきます。対する打線は3回糸井選手の内野ゴロの間に1点を返しますがその後はランナーを出してもバント失敗や併殺なども重なり抑えられます。
そして6回7年ぶりに中継ぎ登板となった藤浪投手が村上選手に特大の一発を浴び失点。打線も最後までかみ合わずそのまま敗戦。藤浪投手はともかく齋藤、桑原投手も接戦での登板は厳しく、この陣容で戦うのは得点を取り続けるしかないのを感じた試合でした。
また試合中や試合後で起こった監督、コーチ陣と審判団による言い合いですが、リクエスト審議中に近本選手と記者とのやり取りについての注意を審判団が行った結果、起こった出来事らしいです。しかし原則記者と選手の会話は試合中行っていた場合サイン盗み等を疑われても仕方がないですので、審判団の言い方にもよりますがまずは自分たちの行いについて猛省すべきだと思います。
そういう細かい所を自制させれない、突っ込めない球団全体の緩さを強く感じてしまった出来事でもありました。
③好プレー
先発は秋山投手。サンズ選手が先制タイムリーを打つも、その裏2点を失う不安な立ち上がりとなりました。
しかし2回原口選手が同点ホームランを放つと、3回小幡選手のラッキーな内野安打で勝ち越し、そして7回長谷川、クック投手を攻め立て一気に5点を奪取。秋山投手も初回以外は点を許さず6回2失点の好投。何とか1勝を挙げて次に繋げました。
原口選手が3打点の活躍、近本、サンズ選手の好守など好プレーもあり次につながる内容でした。
総評
総勢19人の選手の入れ替えの混乱の元、何とか1勝を挙げれたのは大きいと思います。自業自得な部分はあるとはいえチームに衝撃が走ったのは間違いなく、大型連敗に繋がってもおかしくない状況であり、現存の選手の頑張りが生んでくれた結果だと思います。しかし2戦目でのサイン盗み疑惑など球団全体のマネジメントを問われる場面も多く大きな歪が出来ている印象です。
3試合を見た限り二遊間の戦力ダウンはそれほど大きく無さそうですが、中継ぎは相当苦しそうです。現状セットアッパーにはエドワーズがほぼ確定、藤浪、能見、桑原投手が使い分けられそうです。個人的には望月投手にチャンスを与えて欲しい所ですが、、、。
次はこの状況での13連戦。初戦は甲子園での中日戦。今年相性がいいのでしっかり勝ち切って欲しいです。
では