今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 8-3 ヤクルト ○才木 10勝3敗
阪神 10-4 ヤクルト ○西 6勝4敗
阪神 2-5 ヤクルト ●桐敷 3勝1敗
56勝 52敗 6分 369得点 332失点 3位
①キャリア初の二桁勝利を挙げ、快勝
先発は才木投手。初回打線は2アウト満塁のチャンスを作ると、前川選手の押し出し四球、木浪選手の2点タイムリーツーベースで3点を先制します。
才木投手はやや疲れを見せた2試合から見事に修正を行い、4回のピンチも空振り三振を奪う等快投を披露。7回も連続四球でピンチを作るも切り抜けます。
するとその裏大山選手のタイムリーで1点を追加すると、8回には中野、佐藤輝、大山選手のタイムリーで一挙4点を追加。
9回に岡留投手が3点を失うもそのまま試合終了。才木投手がキャリア初の二桁勝利を挙げ、快勝を果たしました。
②クリーンナップがそろい踏みで打点を記録し二桁得点勝利
先発は西投手。初回打線は2アウト3塁のチャンスを作ると、佐藤輝選手のタイムリーツーベースで先制点を奪うと、続く大山選手がスタンド中段に飛び込む2ランを放ち早々に3点をリードします。
さらに2回1アウト2塁のチャンスから西投手がジエンゴのタイムリーを放つと、中野、森下選手のタイムリーでこの回も3点を追加。大量リードを奪います。
西投手は5回に2点、6回にも1点を失うも、打線も5回裏に近本選手のタイムリー内野安打で2点を追加。そして6回裏に佐藤輝選手のトドメとなる2ランを放ちダメ押し点。
9回石黒投手が1失点を喫するもそのまま試合終了。クリーンナップがそろい踏みで打点を記録し二桁得点勝利、カード勝ち越しを決めました。
③信頼するセットアッパーが打たれ、カード3連勝を逃す
先発は約3カ月ぶりの先発登板となった青柳投手。初回に2アウト満塁のピンチを背負うも乗り越えると、2回に打線はノーアウト1塁から島田選手がタイムリーツーベースを放ち先制します。
しかし3回に再び1アウト満塁のピンチを背負うと宮本選手に犠牲フライを浴び同点に。さらに5回に島田選手のエラーもあり1アウト3塁のピンチを背負うと、村上選手にタイムリーを浴び逆転を許します。
打線は5回、7回とチャンスを作るも得点出来ませんでしたが、それでも8回大山選手のホームランで同点に追いつきます。
しかし9回に桐敷投手が掴まり2アウト2塁のピンチを背負うと、山田選手にタイムリーを浴び、その後満塁からオスナ選手に2点タイムリーを浴びまさかの3失点しそのまま試合は終了。信頼するセットアッパーが打たれ、カード3連勝を逃しました。
総評
カードとしては2勝1敗と決して悪くは無いものの、大型連勝が必須の状況での足止め。優勝を見据えた上でのこの敗北は大きくのしかかってくると思います。
ただ打線は近本選手が6安打2打点、大山選手に限っては6安打2本塁打5打点と当たっており頼れる中軸の復調は嬉しい所。得点力はある程度期待出来そうですが、新たな選手の抜擢は無く起爆剤には欠けている印象で、優勝を狙うのであれば不調の中野選手を外し高寺選手を試したり、中川選手の起用等半ば博打的な決断が必要になってくるでしょう。
一方投手陣も中継ぎ陣が不安定で桐敷投手も3戦目で炎上。青柳投手がまずまずの投球を見せ才木投手が復調したのでローテーションは目途はたったものの、後ろが揺らいでいる状況であればどんどん調子の良い投手を投入する他無い状態。
ただ優勝するのであればこれぐらいしなければ芽が無い程差は広がっているものの、クライマックスシリーズを見据えた運用を考えれば問題点は中継ぎぐらい。5人目の男が出て来れるのか、次の広島戦に注目です。
では
|
【24年継続モデル】レザックス 阪神タイガース メンズ トラベルカバー HTTC-7511 (Men's) Tigers LEZAX
|