今回は2023年阪神タイガーズの木浪聖也選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
127試合 .267 1本 41点 0盗 出塁率.320 OPS.653 四死球31 三振103
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①プロ入り初の規定打席到達
今シーズンの前半戦はショートのレギュラーを小幡選手から奪い、「恐怖の8番打者」として躍動した木浪選手ですが、後半戦もスタメンとして試合に出場。1番2番に繋げる打撃や代打の前の送りバント等的確な仕事ぶりが目立ち、調子を落とした際も進塁打や犠牲打、そして守備で活躍。18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。
そして自身もプロ5年目で初の規定打席到達を果たし、敬遠はリーグ最多の12を記録。また中野選手との二遊間は安定感抜群で併殺はリーグ最多の87個を記録。失策も多かったものの(10)致命的なものは無く(消極的なミスは少なかったです。)、終始安定した印象が強く、それが反映されたのか自身初の個人タイトルであるゴールデングラブ賞を受賞。更にベストナインも受賞する等、素晴らしいシーズンとなりました。
またチャンスメイカーだけではなく勝負強さを見せ、8番にも関わらず打点は41を記録。特に満塁では.444(18打数8安打19打点)を記録する等、所謂「満塁男」に。
8月26日の巨人戦では自身初の満塁本塁打を放つ等無類の勝負強さを見せていましたが、それが際立ったのがクライマックスシリーズ。第2戦1-1の同点で迎えた9回二死満塁のチャンスからサヨナラヒットを打りクライマックスシリーズMVPに選出されると、日本シリーズでも好調を維持し7試合で打率.400をマーク。MVPである近本選手も好成績を上げていた為、9番を挟んだキナチカコンビはNPB最高の舞台で猛威を振るいました。
③再び過酷なレギュラー争いに
ただ来シーズンは一歩リードはしているものの再び小幡選手とのポジション争いが待ち受けており、キャンプから気の抜けない時期は続くと思います。
現状では肩の強さや守備範囲的には小幡選手の方が上回っているものの、打撃面では木浪選手の方が上。正直甲乙つけがたいですが打撃面に課題のあるチーム状況の中、今シーズンの打線の繋がりを考えると中々代えがたく、来シーズンも「恐怖の8番バッター」としての活躍を期待しています。
全ポジションの内で捕手と並んで最も負担が大きいとされる遊撃手でレギュラーを守り続けた木浪選手。来シーズンの活躍も楽しみです。
では
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