今回はバルセロナ解任が決定したシャビ・エルナンデス監督について書いていきます。
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①口は災いの元
バルセロナのシャビ・エルナンデス監督は2024年1月に今シーズン限りの退任表明をするも、チーム状況が好転した4月に一転して続投が決定。
ラポルタ会長と共に会見に臨み来シーズンも指揮を執ることになりましたが、5月17日に行われたアルメリア戦の前日記者会見で経済状況が厳しく強豪と渡り合うことが難しいと発言し、それにラポルタ会長が激怒したと言われ状況が一転。
5月24日にバルセロナはシャビ監督の解任を決定。正に「口は災いの元」とも言える後味の悪い幕切れとなりました。
②この状況を引き起こした一人が放つ言葉ではない
この件においてシャビ監督、ラポルタ会長共に問題点があると考えられ、
まずシャビ監督ですが、発言自体はクラブの現状を的確に伝えおり真っ当であるとは言えますが、2年前にクラブは彼の要求を飲む形で未来を犠牲にし大型補強を敢行。
その代償は非常に大きく、最大の資金源の一つであるチャンピオンズリーグではグループリーグ敗退を喫しさらに状況を苦しくさせることに。
また正直どこまで噛んでいたのはわからないものの、シャビ監督が度々補強の必要性(所謂欲しがり病)を訴えており、クラブからは「この状態になってもまた欲しがるのか、、、」と思っても仕方ありません。その上で「このままでは勝てない」と言われていたら堪忍の尾が切れてしまっても不思議ではないかと思います。
因みにバルセロナの現メンバーはチャンピオンズリーグでも上位につけてもおかしくない程の質を誇っており、敗北の責任は監督の修正力や戦術によるものも大きく、前述した発言は少なくともこの状況を引き起こした一人が放つ言葉ではないと思います。
③短絡的な考えや一貫性の無さ
またラポルタ会長も二転三転状況を変える判断を行ってしまい、その短絡的な考えや一貫性の無さを露呈。
正直こんな発言程度で解任させるのであれば続投させる必要性は全くなく(殆ど信頼していないと同義です。)、このクラブ自体の信頼を失わせるような一連の行動は間違いなく今後の人事やクラブのブランド価値に響いてくると思います。
そんな中で浮上したのはハンジ・フリック氏の就任話。以前から交渉し巷では「内定」とも報じられている中でのシャビ監督の続投。その後解任が決まった為引き続き公認候補として挙げられているもののその心境は穏やかでは無く、断られる可能性も十分にあります。
また就任した所で共に歩むのはこの内外共にカオスとも言える組織。とても快適に働ける状況とは言えない所で敢えて「茨の道」を歩んでいくのか、バイエルンで3冠を達成した名将の判断に注目です。
兎に角前クラブの違約金を自ら払ってまで愛するクラブを救おうと難しい時期にも関わらず監督に就き、バルサ愛を貫いたシャビ監督。本当にお疲れ様です。
では
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