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バルセロナ マテウ・アレマニー退任~限られた予算の中で最大限の効果を~【サッカー】

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今回はバルセロナのマテウ・アレマニーGM退任について書いていきたいと思います。

Getty Images

①クラブの会長職も

バルセロナは2023年5月3日にGMのマテウ・アレマニー氏の今シーズンの退任を発表しました。

アレマニー氏は1990年に地元マジョルカの副専務取締役に就任。その後1993年にはクラブの最高経営責任者(CEO)に着任。当時2部であったチームを昇格させ、さらにクーペル監督の下リーガ最高位の3位、そして1部でのクラブ初のタイトルであるスーペルコパを獲得。

さらにはマジョルカの会長職を務めた際にはマンサーノ監督の下、コパ・デル・レイ優勝に輝く等クラブに黄金期をもたらしました。

その後は2017年にバレンシアGMに就任しチームを2年連続でチャンピオンズリーグ出場権獲得&コパデルレイ優勝に多大な貢献をしますが、リム会長との対立により退任。

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そして2021年にバルセロナのラポルタ会長の誘いを受けてGMに就任。しかし2024年までの契約が残っていたものの、2022-2023シーズン限りの退任が決定しました。

 

②限られた予算の中で最大限の効果を

アレマニー氏は財務会計スペシャリストであり、限られた予算の中で最大限の効果をもたらすことに長けている人物です。

マジョルカでの黄金期は勿論の事、バレンシアでは厳しい財政状況の中、ネトやガブリエウ・パウリスタ、ゲデス、コンドグビア等実力者を獲得し結果を残している等、実績は十分。

そしてバルセロナではバレンシア以上ととも言える深刻な財政難の中、レバンドフスキ、ハフィーニャを始め、クリステンセン、ケシエ等フリーの選手を獲得することでリーガだけではなく世界でも屈指の大型補強というウルトラCを敢行

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結果に見事にコミットするその手腕は世界的な敏腕SDとして認知され、注目されることとなります。

 

③より資金的にも戦力的にも厳しい状況に

しかし財政が火の車であるバルセロナでの仕事にはかなり気をすり減らせていたようで、特にサラリーキャップ制を守るための主力選手の給料カットには相当心を痛めていたようです。

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そして目立ちたがり屋で独断専行が多いラポルタ会長の無茶ぶり、そして幾度もリークされる補強状況などにも振り回され、困難な調整ばかり強いられる状況に。

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また最近は、ネグレイラ事件など数々のスキャンダル、そして自身が不可能としていたメッシ復帰に対してクラブが前向きになっていることで嫌気が刺したとも言われており、(因みにメッシの年俸は仮に加入すれば最高額の3500万€と言われており、クラブは更に来季の年俸総額2億€削減を迫られています。)そんな中でのアストンビライングランド)のオファーは非常に魅力的であり、彼の気持ちを考えれば退団は致し方ないかと思います。

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しかしそこで困るのはやはりバルセロナ。これまで何とか資金を回していたアレマニー氏の退任でより資金的にも戦力的にも厳しい状況になるのは必至。

新幹部の候補であるデコ氏はどちらかというと選手獲得の交渉側に立つ側(SD的な役割)で財政的な知識は不明。恐らくは他の人物に任されるとは思われますが、アレマニー氏以上に財政的な知識があり尚且つメッシの給料をねん出出来る人物は世界に存在するかのレベルで、後任人事にも注目が集まります。

 

余りにも困難な時期に望外の結果を残したアレマニー氏。彼の退団がクラブの崩壊に繋がなければいいのですが、、、。

 

では

 

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