ラングニック監督の哲学が浸透しており、プレスと縦に速い攻撃でオランダ、フランスと同居するグループリーグ首位突破を果たしたオーストリアと、爆発力は秘めているものの戦術的にもメンタル的に波があり安定感の乏しいイメージのあるトルコとの戦い。
共にアグレッシブな立ち回りを得意としている為激しい打ち合いが期待されます。
ということで先日行われたユーロ2024決勝トーナメント1回戦オーストリアvsトルコの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
オーストリアは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するトルコはチャルハノールが累積警告で出場停止の中大会で初めて守備5-2-3の3-4-3を採用していました。
試合はオーストリアが十八番のハイプレスでトルコのビルドアップを遮断しようとするものの、コーナーキックのこぼれ球をデミラルが押し込みトルコが先制します。
その後トルコは5-4-1のブロックでオーストリアの攻撃を待ち受けることに。ハイテンポなゲーム展開を好むオーストリアは勢いを削がれる事となり、バウムガルトナーを中心に攻勢を仕掛けるもいずれも得点には至らずそのまま前半を終えます。
後半
後半もオーストリアの攻勢は続くもののトルコは冷静にカウンターを行いコーナーキックからデミラルが再び頭で合わせ貴重な追加点を挙げます。
後が無くなったオーストリアですがザビッツァ―のコーナーキックをポッシュが頭で逸らし、グレゴリチュがダイレクトで合わせ1点を返すと、その後も攻勢猛攻を続けていきます。しかし中々得点には至らず、後半アディショナルタイムに放ったバウムガルトナーのこれ以上ないコース、バウンド、タイミングのヘディングシュートもトルコ守護神のギュノクの神がかったセーブに阻まれそのまま試合終了。
トルコが接戦を制し4大会ぶりの準々決勝進出を決めました。
総評
オーストリアは最後までアグレッシブな姿勢を貫くもあと一歩及ばず敗退する事に。それでも最後までラングニック監督のサッカーを体現し戦い抜いたのは称賛に値するでしょう。特にバウムガルトナーは幾度となく危険な場面を作り出し決定的なシュートも。ギュノクの奇跡的なセービングが無ければ英雄となっていただけに残念です。
一方トルコはそのギュノクに救われる形で準々決勝に進出。しかし勿論守護神の活躍だけでなく自らの足と頭で2ゴールを挙げ、身体を張って守り続けたデミラル。左足のキックだけでなく巧みなキープで攻撃にアクセントを付けたアルダ・ギュレルの活躍も光りました。また早々に守ってカウンターに割り切れた状況もチームを後押しし粘りを見せることが出来ており、今後強豪チーム相手でも有効なオプションとなりそうです。
割り切った戦い方と守護神の奇跡のセーブで準々決勝に進んだトルコ。次のオランダ戦での戦いぶりにも注目です。
では
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