今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-1 ヤクルト ○馬場 １勝 岩崎 ３勝１敗２３S
阪神 4-3 ヤクルト ○馬場 ２勝
阪神 5-3 ヤクルト ○伊藤将 ７勝４敗 岩崎 ３勝１敗２４S
62勝 38敗 4分 401得点 315失点 1位
①2試合連続代打策が嵌りカード初戦を制す
前カードで素晴らしい登板を見せたK・ケラー投手が家庭の事情で帰国で登録抹消。不測の事態で迎えた1戦の先発は村上投手。
初回2アウト2塁のチャンスを作ると、大山選手のタイムリーで幸先よく先制点を挙げます。しかし2回、3回共に満塁のチャンスを作るも得点を決められず流れを掴めないでいると、4回塩見選手に一発を打たれて同点に追い付かれます。
打線は4回、5回もチャンスを作るも勝ち越し点を奪えず、早くも残塁が二桁を超えると、粘りを見せていた村上投手が6回に2アウト2塁、そして7回に1アウト満塁のピンチを背負います。それでも6回は山田選手、7回は川端選手を併殺打に打ち取ると、8回に中継ぎ陣が2アウト満塁のピンチ作ってしまうも森下、近本選手のファインプレーで凌ぐ等、驚異的な粘りを見せます。
するとその裏1アウト1塁から代打糸原選手がタイムリーツーベースを放ち勝ち越しに成功すると、9回は岩崎投手がしっかりと抑え試合終了。
2試合連続代打策が嵌りカード初戦を制しました。
②5時間越えの熱戦をサヨナラ勝ちで締める
先発は青柳投手。初回打線は1アウト2,3塁のチャンスを作ると、大山選手のショートゴロの間に先制点を挙げ、さらにノイジー選手のタイムリーで2点をリードします。
しかし青柳投手は制球難もあり2回に1アウト満塁のピンチを背負うと、長岡選手はウ何とか打ち取ったもののサウスニード投手には押し出しの四球を与えてしまい1点を返されると、4回の2アウト3塁のピンチではまさかの暴投で同点に追い付かれます。
さらに5回には足も絡められて1アウト1,3塁のピンチを作られると、宮本選手に犠牲フライを打たれ勝ち越しを許します。
しかし打線は6回に四球とヒットで1アウト1,3塁のチャンスを作ると、坂本選手が見事なセーフティスクイズを決め同点にします。
その後は両チーム中継ぎ陣の奮闘が目立ち、阪神は桐敷、岩貞、加治屋投手の継投で得点を許しません。そして試合は延長に入ると岩崎投手は1アウト満塁のピンチを背負いますが、山田、中村選手を連続三振に仕留める素晴らしい投球で乗り切ると、その後も及川、馬場投手が凌いで12回を終え敗北を無くします。
そして12回裏、中野選手がヤクルト田口投手を攻めたてノーアウト満塁のチャンスを作ると佐藤輝選手がプロ初のサヨナラ犠牲フライを放ち試合終了。
5時間越えの熱戦をサヨナラ勝ちで締め9連勝を果たしました。
③10連勝の喜びを消し去ってしまう余りにも痛い離脱
先発は伊藤将投手。初回打線は1アウト2塁のチャンスを作るも得点に至らずにいると、2回に1アウト2,3塁のピンチから北村選手に犠牲フライを打たれ先制を許します。
しかし3回に1アウト満塁のチャンスを作ると、小野寺選手の2点タイムリーで逆転。さらに再び満塁のチャンスを作り、梅野選手の犠牲フライで2点差に広げます。
そして4回にｍのノーアウト1,2塁から中野選手がタイムリーを放ち、差を3点に広げます。しかし5回に山田選手に2ランを浴び1点差に。
それでも6回から登板した桐敷投手が回跨ぎで抑えると、本塁打を打った山田選手は加治屋投手がシャットアウト。
すると7回に1アウト1,3塁のチャンスを作り、坂本選手が貴重な追加点となるタイムリーで突き放すと、8回は岩貞投手、9回は岩崎投手が見事に抑え試合終了。
見事に勝利を果たすも、試合後に5回に死球を受けた梅野選手の骨折＆今シーズン絶望が発表。10連勝の喜びを消し去ってしまう余りにも痛い離脱となってしまいました。
総評
3カード連続の3タテを達成し2007年以来の10連勝。しかし扇の要である梅野選手が骨折で離脱と、正直中々素直に喜べない部分はあります。
ただこれも仕方が無いと割り切って（捕手の構えからワザとではないことが分かるので）、梅野選手の早期回復と代わりに上がってくる選手の奮闘を願っています。
そして目立っているのは糸原選手、小野寺選手などチャンスが限られている選手の活躍。チームが同じ目標に向かっている事の表れであるのでこの調子を出来るだけ続けていって欲しいです。
しかし心配なのは中継ぎの疲労度。この10連勝の内3点差以上で勝利したのは僅か1試合で、殆どの試合で接戦を経験しており、中継ぎ陣には相当な疲労が溜まっていると思います。
次の広島戦では出来るだけ先発投手が長いイニングを投げ、そして打者が得点を与えてあげる、「アレ」にはまだまだ道のりが長いので各選手の奮闘に期待しています。
では
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