今回は2022年阪神タイガーズの糸原健斗選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
132試合 .247 3本 36点 2盗 出塁率.307 OPS.606 四死球35 三振48
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①深刻な不振で持ち味を無くす
2021シーズンは高打率を残すものの、持ち味である粘り強さによる出塁が激減し守備範囲にも課題が残ったままの糸原選手ですが、開幕後からチームの不調に引っ張られるように深刻な不振に陥ります。
それでも四球や投手に球数を投げさせるようなプレーが出来れば問題は無いものの、打撃内容も芳しくなく単調な凡退を繰り返すばかりで全くと言っていい程持ち味を発揮出来ませんでした。
ただその後ランニングホームランを記録する等打撃面で復調するもやはり守備面の稚拙さが目立ち5,6月では5失策を記録。記録にも残らないミスもあり課題を克服とは言えませんでした。
②疑問視される起用
そんな中囁かれたのは矢野監督の「贔屓起用」。どれだけ不振に陥っていてもミスが起ころうともスタメンで起用されることに対して周囲は疑問符を持ち、彼がスタメンに入ると「またか、、、。」という声も聞かれる事に。
左右苦にしない打撃面や2塁、3塁、1塁もこなす等ユーティリティー性に優れており、当時内野陣の打撃が壊滅的であったことを考えればレギュラーで起用するのは問題ないかと思われますが、明らかに不調の際での起用は流石に疑問に思いました。
最終的には132試合に出場するものの持ち味を殆ど発揮することが出来ず、苦しいシーズンとなってしまいました。
③これまでにない逆境で奮起出来るか
そんな中岡田新監督が就任。セカンド、ショートには守備力を求める指揮官は早々に中野選手のセカンド起用、小幡選手のショート起用を名言。監督が重視する守備力に課題のある糸原選手の立場は相当厳しくなったと言えるでしょう。
またシーズン後の秋季キャンプにも参加していなかったことから現役ドラフトやトレードの話も飛び交うことに。さらに岡田監督もセカンド起用は難しいと発言しており、新シーズンではサードと代打で勝負することになりそうです。
近年は守備範囲の狭さを指摘されがちですが、その選球眼と打撃センスは確かなものを持っている糸原選手。打撃能力を何処まで伸ばしてチームに貢献出来るか、そしてこれまでにない逆境で奮起出来るか、今後のプレーに注目です。
では
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