今回は阪神タイガースvs広島戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 1-0 広島 ○湯浅 2勝3敗 ケラー 2敗2S
阪神 6-5 広島 ○浜地 1勝2敗 ケラー 2敗3S
阪神 8-0 広島 ○才木 4勝1敗
61勝 61敗 2分 423得点 352失点 3位
①千両役者とも言える1発
投球練習を始めると雨が降る男、先発は青柳投手。ややここ数試合は厳しい内容だったので心配の所でしたが、初回三者三振から始めると、以降は素晴らしい投球でアウトを積み重ねます。
しかし広島先発森下投手も負けておらず、4回、5回、6回のチャンスを作るもここぞという時のストレートが生き、悉く抑えられます。
青柳投手は5回にピンチを背負ったぐらいで安定した投球。7回には恐らく野手の兼ね合いでバントを任せられるも失敗。得点を奪えずも7回無失点の快投でマウンドを降ります。
すると8回2アウトランナー無し3ボールから大山選手が値千金のホームランで待望の先制点を放つと、9回はケラー投手が見事抑え試合終了。
大山選手の千両役者とも言える1発でカード初戦を勝利しました。
②2度の同点タイムリー、そして鉄壁中継ぎ陣
先発は伊藤将投手。2回までは何とか抑えるも3回に四球から2アウト3塁のピンチを迎えると、菊池選手にタイムリーを打たれ先制点を奪われます。
しかし4回打線は1アウト1、2塁のチャンスを作ると、大山選手のタイムリーツーベースで同点に追いつきます。さらに木浪選手の勝ち越しタイムリー内野安打、そして梅野選手の2点タイムリーで一挙4点を奪い逆転します。
ただ伊藤将投手は粘れず1アウト1、2塁のピンチを背負い野間選手のタイムリーで1点を返さると、菊池選手に見事にレフトスタンドに運ばれ再びリードを許します。
それでもその裏2アウト2塁のチャンスを作り大山選手が再び同点タイムリーを放つと、7回1アウト満塁のチャンスからロハス選手が勝ち越しの犠牲フライを放ちリードを奪います。
その後は湯浅、ケラー投手が見事に抑えて試合終了。6回には岩崎投手、7回には浜地投手(勝利投手に)も0封しており、大山選手の2度の同点タイムリー、そして鉄壁の中継ぎ陣の活躍でカード2連勝を果たしました。
③コールドでプロ初完封
先発は才木投手。初回。2回とも2アウト2塁のピンチを迎えるも、どちらも見事に三振に切って落とします。するとその裏1アウト2、3塁のチャンスを作るも逃すと、3回に再び2アウト1、2塁のピンチを背負うもこの回も三振で抑え先制点を許しません。
そして打線はその裏2アウト1、2塁のチャンスを作ると大山選手のタイムリーで先制点を挙げます。
さらに5回には近本選手のホームラン、そしてロハス選手のタイムリーツーベースで追加点を挙げると、6回は糸原選手の打球を上本選手がファンブルして追加点、さらに佐藤輝選手の走者一掃のタイムリースリーベース、大山選手のタイムリーで一挙5点を挙げると試合はそのまま降雨コールドにより勝利。
才木投手はコールドでプロ初完封、そしてチームは再び勝率5割に戻すこととなりました。
総評
大山選手が3試合で5打点、しかもそのうち4打点はチームの勝利に貢献するものと、もはや止まらない状態となっています。そして佐藤輝、近本選手もそれに引き寄せられるように好調を維持。ロハス選手も好調を維持しており打線は活発化しています。
出来るだけこのままの勢いを続けていって欲しい所です。
そして青柳投手の復調、そして才木投手も引き続き好投と好材料が増えており、やや被弾癖が心配な伊藤将投手を上手くカバーしています。そして圧巻とも言える救援陣もあり、3位定着の準備は整ったとも言えます。
次は甲子園での巨人戦。今シーズン最後のカード(残りは東京ドーム1戦)になる為、良い試合を行い勝ち越して欲しい所です。
では
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