プロ野球マイナビオールスターゲーム（2023）～2試合連発でMVPに～【プロ野球】

今回はプロ野球マイナビオールスターゲーム（2023）について書いていきます。

①12球団最多本塁打を誇るスラッガーが貫禄の勝利

まずはホームランダービーですが阪神からの出場者は残念ながら無し。

牧選手（DeNA）は準々決勝、準決勝共に延長戦にもつれ込み、惜しくも細川選手（中日）に敗戦する等奮闘。その結果細川選手が決勝に進出しました。

別ブロックでは目下セリーグホームランキングを独走する岡本選手（巨人）が柳田選手（ソフトバンク）、宮崎選手（DeNA）を破り見事決勝に進出。

セリーグを代表するスラッガー二人の決勝はお互い中々ホームランが出ない中、岡本選手が1-0で制し見事ホームランダービーを制覇。

12球団最多本塁打を誇るスラッガーが貫禄の勝利を果たしました。

②えげつないホームラン

第1戦目の舞台はバンテリンドーム。阪神からは

二塁手　中野選手　　　　3打数1安打

左翼手　ノイジー選手　　3打数1安打

一塁手　大山選手　　　　3打数無安打

三塁手　佐藤輝選手　　　2打数2安打

捕手　　梅野選手　　　　2打数無安打

遊撃手　木浪選手　　　　2打数無安打

村上投手　　　　2回6安打4失点

岩崎投手　　　　1回3安打2失点

が出場しました。

試合は初回いきなり村上投手が連打を浴び4失点を喫すると、岡田監督の越権行為のリクエスト成功も実らずそこからパリーグに完全に流れを掴まれ、小刻みに得点を積み重ねられ大量8失点。

打線も宮崎選手の1発のみに終わり、レギュラー大半を固めた阪神勢の不発もあり大敗を喫することになりました。

MVPに輝いたのは3回に小笠原投手からえげつないホームランを打った柳田選手。2年連続3回目の受賞と正にお祭り男に相応しい活躍ぶりでした。

②2試合連発でMVPに

第2戦目の舞台はマツダスタジアム。阪神からは

二塁手　中野選手　　　　1打数1安打

左翼手　ノイジー選手　　2打数無安打

一塁手　大山選手　　　　1打数無安打

三塁手　佐藤輝選手　　　1打数無安打

捕手　　梅野選手　　　　1打数無安打

遊撃手　木浪選手　　　　1打数1安打

大竹投手　　　　1回2安打1失点

が出場しました。

試合はパリーグの万波選手がバウアー投手から2試合連発となる一発を放つと、その後も着実に得点を重ね13安打6得点を挙げ快勝。セリーグは得点は牧選手のタイムリーのみの1点に抑えられ敗戦し5連敗。MVPには万波選手が受賞し、2年連続でソフトバンク、日本ハムの選手が受賞することとなりました。

総評

2戦連続で阪神勢は目立った活躍は無く、投手3人は全員失点と何ともピリッとしないオールスターとなりました。

しかし佐藤輝選手は1戦目で山本投手のストレートを弾き返すツーベースを放つ等、オールスターとは言え良い当たりを飛ばし、これまで交流の無かった選手との交流（特に大竹投手✕バウアー投手）もあり充実した時間を過ごせたと思います。

阪神のオールスタージャックや中嶋監督（オリックス）の提言などファン投票の在り方やその存在意義も揺らぎつつあるオールスター。今後どのように変化していくか注目です。

では

きちのうすめ雑記