今回は阪神タイガースのCSの展望について書いていきたいと思います。
①勢いが付いた状況での戦いを余儀なくされる
CSが始まって2度目となるリーグ王者としての阪神ですが、今回も2023年と同様相手の勢いが付いた状況での戦いを余儀なくされる事となりました。
相手のDeNAは初戦は巨人の現エースと言っても良い山崎投手を打ち崩し、2戦目は初回にジャクソン投手が早々にノックアウトされるもその裏に追いつき、さらに11回に勝ち越しを許すもその裏に逆転サヨナラ勝利を果たす等、素晴らしい戦いぶりで突破しています。
昨年のクライマックス1stステージで敗北し、その勢いのままファイナルステージの巨人戦にも勝利と勢いが付けばこれ程怖いチームは無く、相当な苦戦が予想されます。
②今回も変わらず1，2番の出来がカギに
そんな中打線のキーマンになりそうなのはやはり近本、中野選手の1，2番。出塁率が高く足も使えるこの二人が機能するかしないかで有利不利が大きく変わるのはここ何年間は変わっておらず、今回も攻撃の軸となってくるでしょう。
そして終盤に調子を上げてきた前川選手がどこまで結果を残せすかが重要に。クリーンナップの誰かが不調に陥った際に埋め合わせが出来る数少ない選手であるので、頑張って欲しいです。
またヘルナンデス選手も終盤に調子を上げてきた選手の内の一人。主に代打での起用になりそうですが、2年前のノイジー選手のような活躍を期待しています。
相手は初戦で投げるであろう東投手に加え、竹田、ジャクソン、ケイ投手と難敵揃い。弱点と言われていた中継ぎ陣も伊勢投手を中心に安定しているだけに、打線がどこまで打ち崩せるか、注目です。
③勢いを削ぎ「普通」に戦う状況まで持ち込めば
投手陣ではやはり終盤戦にコマ不足になっていた先発がカギに。今の所村上、才木、大竹投手はほぼ当確で前半3戦に投げる事が濃厚。ただそれ以降は現状ではあまり読み切れず、経験値が高い髙橋遥投手、最終登板で好投したルーキー伊原投手、怪我明けのデュプランティエ投手、先発としても適性を見せたネルソン投手の誰を起用するのかが気になる所です。（早川投手の抜擢もありそうです。）
また後半で巻き返した畠投手がどこまで機能するかも焦点に。ロングリリーフも出来る投手であるので、どのような起用を行うのか注目です。
ただ何よりも初戦の村上投手が序盤をいかにして0に抑えられるかが勝負に。兎に角相手打線が活発なチーム状況なだけに、いかに出足をくじくのがカギになってきそうです。
ただクライマックスシリーズに向けて怪我人が出なかったのは大きく、勢いを削ぎ「普通」に戦う状況まで持ち込めば勝てるのはシーズン中の戦いぶりを見ても明白。しっかり自分達の戦いを行って勝利して欲しいです。
では
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