※ネタバレ有り
今回は「メタファー：リファンタジオ」の「他キャラクター」について書いていきたいと思います。
①本作の事件の元凶
まずは「エステヴァン・スヴァルフラン・フォーデン」です。
惺教の大教主を務めるローグ族の男性で、王家の衰退に合わせて惺教を連合国内に布教し、実質的な指導者として主に保守派から支持を集めています。
作中ではルイの対抗馬として有力でむしろ支持率では上回っており、実際王権競技会の題材に合わせて人々に害を成す怪物を討伐する一方、エルダ族の郷の焼き討ちや魔法学院の閉鎖、そして王子の呪いに関与する等、本作の事件の元凶に。
権力欲しさに様々な企てを行うも目論見は外れ、最期は復活したルイに「本物の槍」で貫かれ絶命する事になります。
「今後は無益な争いを繰り返すより、新たな国家のため、皆で建設的な議論を行っていくべきではないだろうが？」
②「聖女」
次は「レラ・メランコリフ・シグナス」です。
惺教府の魔法治療師を務めるイシュキア族の女性で、誰にでも奉仕活動を行うため民衆には「聖女」と呼ばれる人物です。
弱冠12歳で秘密裏に王子の呪いを解くために派遣され、完治は叶わなかったものの命を繋ぐことに成功する等才に秀でた人物ですが、本人は親しみやすく天然気味な性格をしており、妹のジュナの事を大切に想っています。
惺教府の幹部に民衆への人気獲得に影響力を利用されていたものの、その実王子に呪いをかけたのは彼女。フォーデン亡き後に後継者として主人公の前で立ちはだかるも敗れ、フォーデンに脅された事を告白し最期は自らを氷の中に封印し、命を絶つことに。過ちは犯すものの最期の最期まで妹、そして民を気にかけるその姿は正に「聖女」でした。
「畏れ多い事ですが、当時教えの下、この国の‥‥女王になることを、目指す所存です。」
③弟を庇い
最後は「フィデリオ・アウレウス・マグナス」です。
ルイが率いる私兵団の幹部で、バジリオの兄。生まれで人生が決まる環境を変えるべく、ルイの実力主義に賛同し「マグナス兄弟」として仕えています。
小柄ではあるが、彼よりも遥かに大柄なバジリオが認めるほどの能力を持っており、特にその智謀は相当なもの。一早く主人公達に疑問を持ち監視するものの、彼らの行動、そしてその考えに徐々に感化される事になります。
しかし復活しフォーデンを殺害したルイが幼い兄妹を魔法で手にかけようとした際に、止めに入ったバジリオを庇って攻撃を喰らい死亡。しかしその後バジリオの前に幻となって現れ、彼のアーキ―タイプ覚醒に手を貸す事になります。
「バジリオ。弱い奴らを、守ってやれ。おれにじゃなくて、おまえ自身に誓うんだ。そうすれば、おれはいつでも傍にいる。」
では
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