今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
17回目は「リヴァプール」です。
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基本フォーメーション
①全体的な強度低下と変わらない戦い方
昨シーズン前人未踏の4冠にあと一歩という所までたどり着いたリヴァプールですが、オフにはフロント3の一角マネが移籍。代わりとしてヌニェスを獲得しシーズンに臨みました。
しかし開幕戦のフルハム戦を引分けで終えると、3節にはマンチェスターユナイテッドに浮上のきっかけを作ってしまう敗戦を喫する等未勝利で序盤を過ごします。
ただその後ボーンマス戦でプレミアリーグ勝利得点記録を作る9得点を記録するも、チャンピオンズリーグではナポリに1-4で大敗。その後も安定感を保てずブレントフォード、ブライトンに完敗する等、前年驚異的な強さを見せた面影は見る影もなく9位に沈んでいます。
その大きな要因の一つに全体的な強度低下と変わらない戦い方があり、勤続疲労もあったのか中盤は強度を落とすとそれのひずみが守備陣に襲い掛かり失点を重ね、更にマネという理不尽がいないのも相まって攻守におけるダイナニズムが低下。それにも関わらず戦い方は前年と同様高いラインを敷いており、結果攻守のバランスが崩壊。チャンピオンリーグでは決勝トーナメントに進んだものの、現状の戦いぶりを考えるとかなり後半戦は厳しいものになると考えます。
②追い打ちをかけるように怪我人が続出
さらに追い打ちをかけるように怪我人が続出。ルイス・ディアス、ジョタの長期離脱組はともかく、コナテ、ナビ・ケイタは前半を全休。マティプも離脱期間が長く、アルトゥールに限っては加入後試合にすら出ていません。また現在はファン・ダイクやヌニェス、フィルミーノが離脱中と正に野戦病院と化しており、殆どメンバーが揃わない状況が続いています。
またアーノルドは守備課題が改善されず、エリオットはプレーの波を減らす事が必要など、プラス材料が少ないのも不振の大きな要因となっています。
③強化を進められなければ
そんな中クラブはルイス・ディアス、ジョタの代わりとしてガクポを補強。前線のコマ不足解消の為に動いていますが、現状最も必要なのは激しい運動量を必要とし、チームの生命線となる中盤の補強です。
現状ファビーニョ、チアゴ、ヘンダーソンに無理が効かずバックアップも心もとない状況で、最低でも一枚加えないとシーズンを戦い抜くことは難しく、もし強化を進められなければ戦い方自体を見直さす必要があると考えます。
特に守備の要であるファン・ダイクが離脱中であるので高いラインに拘らず、しっかりブロックを敷いたカウンターを増やす等(らしくないと言われればそれまでですが。)、クロップ監督の判断が問われる所です。
昨シーズンの代償を払わされているリヴァプール。後半の立て直しに注目です。
では
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